よく見ていると、親が自分の都合で子どもを叱っていることが多いことに、わたしは気がつきました。たとえば、家で洗濯ものを干しているとき、買いものをしているときに、子どもが邪魔をするとか、自分が急いでいるのに子どもが手間をかけるとか、ほとんどの場合、おとなのさまたげになるときに叱っているように思います。
子ども自身の成長に必要だから、ということで叱っている方は、少ないのではないでしょうか。
そもそも、わたしは「しつけ」が嫌なので、叱ることはありませんが、ほかの子を傷つけたり、いじめたりしたときには叱ることも必要だと思っています。
『かんがえる子ども』
by 安野光雅
https://www.fukuinkan.co.jp/kangaerukodomo/
子どもは大人をよく見ている
子どもにとっては今が大事
自然から学ぶこと
図画工作で伝えたかったこと
おとなの都合で、子どもを叱る?
そもそも、子どもは叱られることばかりします。そんなときは、叱るほかありませんが、ぶったり、たたいたりしては、心に傷が残ります。わたしは一度もぶったことはありませんでした。
「子どもを叱ってしまった」と思ったときは、考えてみてください。
よく見ていると、親が自分の都合で子どもを叱っていることが多いことに、わたしは気がつきました。たとえば、家で洗濯ものを干しているとき、買いものをしているときに、子どもが邪魔をするとか、自分が急いでいるのに子どもが手間をかけるとか、ほとんどの場合、おとなのさまたげになるときに叱っているように思います。
子ども自身の成長に必要だから、ということで叱っている方は、少ないのではないでしょうか。
そもそも、わたしは「しつけ」が嫌なので、叱ることはありませんが、ほかの子を傷つけたり、いじめたりしたときには叱ることも必要だと思っています。