「Twitter」が日本で人気を博している。何故これほどまでに日本で人気なのか。その理由の1つとして、影響されやすく、集団行動を好む我々日本人の特性が考えられる。マスコミは揃って「Twitter」を紹介。また、芸能人や知識人もこぞって愛用し、世間では、「Twitterってすごい!」感が溢れ、最早、「え、Twitterやってないの?流行に鈍感だね。」なんて言われてもおかしくないのが現状である。
実際に多くの日本企業アカウントが存在し、各企業とも「Twitter」を情報発信として利用。しかしある調査では、1/4強が「周りがやっているから何となくやっている」と回答した。
何故Twitterは日本で人気なのか!?
by 山角俊介
(2010)
http://www.traintracks.jp/column/detail.html?clid=269
世界的に注目を集めている「Twitter」の勢いが止まらない。全世界の登録者数は、4月時点で1億1,270万人。この1年で登録者数は3倍に増え、現在も成長ペースは衰えない。皆さんもご存知の通り、現在この「Twitter」が日本で人気を博している。今回のコラムでは、日本における異常なまでの「Twitter」人気を考察してみる。
まずは、日本において「Twitter」がいかに人気なのか紹介しよう。日本でのサービス開始時期は、2008年4月。現在の登録者数は2010年4月時点で推定700?800万人と言われ、今年中に1,000万人を突破すると言われている。Tweet Sentimentsによる報告では、日本の「つぶやき」シェアは、世界2位の約10%。つまり、1日500万回以上の「つぶやき」が我々日本人によってされている計算となる。
いよいよ本題に入るが、何故これほどまでに日本で人気なのか。その理由の1つとして、影響されやすく、集団行動を好む我々日本人の特性が考えられる。マスコミは揃って「Twitter」を紹介。また、芸能人や知識人もこぞって愛用し、世間では、「Twitterってすごい!」感が溢れ、最早、「え、Twitterやってないの?流行に鈍感だね。」なんて言われてもおかしくないのが現状である。ちなみに日本が世界に誇る映画監督、北野武は、こうした日本人の気質を、「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」と皮肉っている。
実際に多くの日本企業アカウントが存在し、各企業とも「Twitter」を情報発信として利用。しかし、NTTレゾナントとループス・コミュニケーションズの調査によると、調査対象の1/4強が、周りがやっているから何となくやっているという結果が出た。
このような主体性の欠けた行動は、先進国・日本としていかがなものか。
少なくとも、私は、自分を強く持ち、周りの意見には惑わされず、自分で納得できる行動をしていきたいものだ。