「働く」というのはマイナスの価値なんです。報酬がもらえるからやむを得ず働いているわけですよね。
本当はやりたくないマイナスな価値を選ぶことによって得られる収入で、余暇を楽しんでバランスを取っている。
労働という言葉はもともと日本にはなかったんです。その言葉が入ってくることによって、働くのは嫌なことというヨーロッパ的な考えを持つようになってきたんです。
昔のヨーロッパでは、働くというのは労働するということで、奴隷の仕事なんです。
ギリシャ時代の市民社会で人間がやることは議論と政治だけなんです。労働は奴隷の仕事。働く時間は奴隷の時間で、余暇の時間は人間の時間。
『仕事と日本人』の経済学者、武田晴人さんに聞く
「今の時代はニートやフリーターでいいんじゃない」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100817/241598/?ST=career&P=7
日本経済思想史
by 武田晴人
http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT03.pdf
http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT04.pdf
http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT05.pdf
http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT06.pdf
http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT07.pdf
http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT08.pdf
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http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT11.pdf
http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT12.pdf