池田大作 3 Replies 戦争放棄をうたう日本国憲法に掲げられた 平和の理念と精神を、 全世界に広げることが日本の使命である。 戦争を放棄するためには、不信を信頼に、 憎悪を友情に変え、 戦争など起こさない友好関係を、 すべての国々と築いていく以外にない。 — 戦前の軍国の日本は、 民衆一人一人が意見をもつことが許されず、 戦争の暴走を食い止めることができなかった。 民主主義は、制度の問題だけではない。 民主主義を支える民衆が自らを高めていく努力が不可欠である。
shinichi Post author19/11/2012 at 1:24 am 戦争放棄をうたう日本国憲法に掲げられた平和の理念と精神を、全世界に広げる … そう、平和憲法を擁護しなければなりません。 戦争を放棄するためには、不信を信頼に、憎悪を友情に変え、戦争など起こさない友好関係をすべての国々と築いていく以外にない … 素晴らしい。 戦前の軍国の日本は、民衆一人一人が意見をもつことが許されず、戦争の暴走を食い止めることができなかった … その通り。 民主主義は、制度の問題だけではない。民主主義を支える民衆が自らを高めていく努力が不可欠である … 大賛成。 池田大作先生のお言葉はいつも美しく正しい。 でも、いや、それならばなぜ、憲法を改正して戦前の軍事国家に戻そうなどという自由民主党と組むのでしょうか? 結局は、ただの美辞麗句なのでしょうか? 言行不一致は許されるのですか? それとも一致しているのでしょうか? 池田大作先生は素晴らしいけれど、実行部隊が … なんて言わないでしょうね? Reply ↓
shinichi Post author19/11/2012 at 1:25 am 池田大作 名言100選 http://hokuto-sgi.seesaa.net/category/7621490-1.html 平和憲法 戦争放棄をうたう日本国憲法に掲げられた 平和の理念と精神を、 全世界に広げることが日本の使命である。 戦争を放棄するためには、不信を信頼に、 憎悪を友情に変え、 戦争など起こさない友好関係を、 すべての国々と築いていく以外にない。 世界市民 地球の運命が一つになった時代に求められる人間像こそ、 開かれた心で人類益のために行動する「世界市民」である。 「グローバル社会」には、「人間のグローバル化」 「民衆のグローバル化」「心のグローバル化」 が必須条件である。 民主主義 戦前の軍国の日本は、 民衆一人一人が意見をもつことが許されず、 戦争の暴走を食い止めることができなかった。 民主主義は、制度の問題だけではない。 民主主義を支える民衆が自らを高めていく努力が不可欠である。 マスコミと言論 言論は力である。しかし、 それは善悪に通じる力である。 正義を守る”盾”にも、悪を断ち切る”剣” にもなれば、人を傷つける”凶器”にもなる。 ゆえに、言論人のモラルと責任は、人一倍、重い。 アジアのなかの日本 日本はもっと、アジアに人々から信頼されるよう、 真剣に誠実に努力していかねばならない。 だからこそ、互いの文化の根底をなす思想や哲学に光を当て、 共に理解し合い、学び合っていく対話が重要である。 死刑を考える 死刑は国家権力による暴力の一つの 極限的あらわれである。 人為的に生命を奪う権利は、何人にも、 どのような理由によってもありえない。 政治と権力 民衆を苦しめる社会の不条理と戦ってこそ、 政治家である。 その戦いがなければ政治屋である。 最も苦しんでいる人に、 救済の手を伸ばすことこそ、 政治の原点である。 農業を考える 農業を大切にしない社会は、 生命を粗末にする野蛮な社会である。 その社会は、早晩、 あらゆる面で行き詰まる。 人類の議会「国連」 ”人類の議会”ともいうべき国連を支援していくことこそ、 もっとも現実的な平和への道である。 核兵器の廃絶へ 核兵器の存在を抑止のための”必要悪” としてきた「国益」優先思考から、 核兵器使用をいかなる理由があろうとも認めない ”絶対悪”の立場、「人間益」 を優先させる思考への脱却を図らなければならない。 テロと暴力 あらゆるテロを絶対悪として断じて許さない。 人間の生命を奪う「殺」の行為は、 決して許してはならない。 いかなる正当化もありえない。 環境問題 自然を破壊することはそのまま、 人間自身を破壊することに通じていく。 無力感、無関心 無関心は、心の死である。 他者の苦しみを見て見ぬ振りをすることによって、 自分の心の大切な何かを、 マヒさせ、死に至らしめているのだ。 知識と知恵 どんなに高度な知識を持っても、 それを人間の幸福のために生かす知恵がなければ、 知識は役に立たないばかりか、むしろ危険でさえある。 拝金主義 現代人の精神世界を支配しつつあるのは、 端的にいって、拝金主義の風潮だといわざるを得ない。 現代文明の欠陥 人類の絶滅さえも引き起こしかねない 現代文明の危機の最大の元凶は、 人間の心に巣うくう分断のエネルギーである。 科学万能主義の限界 科学の急速な進歩に、 人間の倫理性の進歩が追いついていない。 ここに現代の悲劇の一つがある。 欲望の克服 現代は、欲望の達成こそが人生の 目的であるかのごとき錯覚がある。 平和を考える 平和ほど、尊いものはない。 平和ほど、幸福なものはない。 平和こそ、人類の進むべき、 根本の第一歩であらねばならない。 戦争は絶対悪 戦争ほど、残酷なものはない。 戦争ほど、悲惨なものはない。 愚かな指導者たちに、 ひきいられた国民もまた、 まことにあわれである。 人権 苦しんでいる人がいるかぎり、 自分も安閑としてはいられない――― この感覚こそ、人権意識の核である。 差別 差別は、暴力である。 差別を許す社会は、 病める社会である。 活字文化 活字文化の復興こそ、 現代の教育に精神と人格の深みをもたらしゆく、 大切な要素である。 国家主義は宗教 国家主義というのは、一種の宗教である。 誤れる宗教である。 国のために人間がいるのではない。 人間のために、人間が国をつくったのだ。 これを逆さまにした”転倒の宗教” が国家信仰である。 信教の自由 権力が暴走し、猛威を振るうときには、 必ず思想や信教への介入が始まる。 ゆえに、思想・信教の自由を守る戦いを忘れれば、 時代は暗黒の闇のなかに引きずり込まれることを知らねばならない。 これこそ、時代の法則であり、歴史の証明である。 信仰と知性 いかなる宗教であれ、排他や独善に陥らず、 その包括性や受容性を維持していくには、 良識ある知性の力こそが、必要なのである。 宗教の使命 生きた宗教は、社会に生き生きと活力を与え、 躍動する精神の息吹を吹き込んでいく。 社会に何らかの貢献もなし得ないのであれば、 それは死せる宗教といわざるを得ない。 宗教の原点 人間の幸福のために宗教はあらねばならない。 宗教のために人間があるのではない。 善悪の基準 善悪を見きわめる力をいかに培うか。 それによって人間の幸福も、 人類の平和も、未来も決まってしまう。 社会には、善と悪とが明快に判別できない場合もあるだろう。 しかし、いかなる理由であれ、 尊厳ある生命を傷つけ、殺し、 破壊することは悪である。 そして、生命を守り、発展させゆくものは善である。 指導者の哲学 苦しんでいる人々を、どう救うか――― ここにこそ、人類をリードする一切の哲学や 指導者論のエッセンスが凝縮している。 思想と哲学 いっさいの思想は地球上の 生命を守り抜くためにこそあるべきだ。 それを脅かす思想は、 断じて受け入れるべきではない。 生命の尊厳と死生観 現代社会の不幸の元凶は、 人間生命が尊厳なる存在であるという、 本源的な考えが欠如していることだ。 この思考を欠いては、 人間の復権はありえない。 現代社会と教育 教育は、時代の人間と文化を創る厳粛な事業である。 したがって、政治権力によって左右されることない、 確固たる自立性をもつべきである。 その意味から、これまでの立法、司法、 行政の三権に教育を加え、 四権分立案を提唱しておきたい。 大学 学問や学歴は、本来、 立身出世のための道具ではない。 人びとの幸福に寄与するためであり、 むしろ、大学で学ぶのは、 大学に行けなかった人たちに奉仕し、 貢献するためである。 歴史 歴史観とは人間観である。 歴史を学ぶことは人間を見る目も豊かにする。 読書 たった一つの言葉にも、人生を変える力がある。 たった一冊の本にも、時代を動かす力がある。 人間の真価 人間の真価というのは、学歴や立場、 肩書きによって決まるのではない。 信義を守るかどうか、誠実であるかどうか、 真剣であるかどうかである。そして、 ”信義の人””誠実の人””真剣の人”には、 人間性の光彩がある。 リーダーと私心 人材は、いる。さがせば見つかる。 しかしリーダーに私心があれば、 まじめな人材ほど苦しむことになる。 反対に、リーダーが無私であればあるほど、 その「無私の真空」に引き込まれるようにして、 よき人材が集まり、衆知が集まり、 民衆の信望が集まってくるものだ。 謙虚 偉ぶってはいけない。 偉く見せようとすることもいけない。 また偉くさせてもいけない。 謙虚であることが尊く強いのだ。 優秀な人 人間として、誰が「優れて」いるのか。 それは人の心の痛みを分かち合える 「優しさ」をもつ人ではないだろうか。 その人こそ「優秀」な人なのではないだろうか。 苦難 もっとも不幸を味わった人こそ、 もっとも幸福になる権利がある。 桜梅桃李 桜は桜、梅は梅、桃は桃、李は李。 花にもそれぞれ個性がある。 人もまた同じである。 さまざまな個性の人が自分らしく花を咲かせ、 しかも互いに尊重し、 調和を保っていくのが人間協和の社会であり、 平和の要諦といえよう。 負けない 勝つことだけが人生ではない。 勝とうと背伸びして道理にはずれてしまっては、 何にもならない。負けないという人生は、 永久に勝ちである。勝つことよりも負けないことのほうが、 偉大な勝利なのだ。 仕事 社会での戦いは、信用の積み重ねが大事である。 それには、誠実、誠意、真心以外にない。 建設は死闘 破壊は一瞬 建設は死闘 惰性は暗 希望は明 後退は死 前進は生 信念の力 信念は目に見えない。しかし、 信念こそが歴史を一歩前へと前進させる無限の力を持っている。 その力を信ずることである。その力を発揮することである。 その力を証明することである。 正義 真の正義とは、民衆の幸福であり、 平和でなければならないはずである。 いかなる大儀があろうとも、 そこに不幸な人々がいる限り、 正義は存在しない。 まず自分 社会の矛盾を嘆くだけでは何も変わらない。 まず自分自身が強くなり、賢くなり、輝いていくことだ。 それが、必ず社会を変革する力となる。 使命 労苦と使命のなかにのみ 人生の価値は生まれる 笑顔 笑顔は、幸福の結果というよりも、 むしろ幸福の原因だといえよう。 言葉への気遣い 人間は、たったひと言の言葉で、 悩むこともあれば、傷つくこともある。 また安らぎも感じれば、 勇気を奮い起こしもする。 ゆえに、言葉が大事に成る。 言葉への気遣いは、 人間としての配慮の深さにほかならない。 自分が変わる 尊敬は尊敬を生む。軽蔑は軽蔑を生む。 自分が変われば、相手も変わる。 勇気 人生の勝利も、すべて勇気から始まる。 一歩踏み出す勇気、くじけぬ勇気、 自分に負けない勇気・・・・。 勇気こそが壁を破る。 幸福 自分だけの幸福もなければ、 他人だけの不幸もない。 人を幸せにした分、 自分も幸福になる。 Reply ↓
shinichi Post author19/11/2012 at 1:37 am どの言葉も美しい。 世界中の人たちと会話を重ねるなかで、パーセプションがグローバルになり、世界のスタンダードに合った言葉が出てくるようになったのだろう。 ただ、語りすぎるために、矛盾に満ち溢れてしまう。 言葉が美しいだけに、残念な気がする。 Reply ↓
戦争放棄をうたう日本国憲法に掲げられた平和の理念と精神を、全世界に広げる … そう、平和憲法を擁護しなければなりません。
戦争を放棄するためには、不信を信頼に、憎悪を友情に変え、戦争など起こさない友好関係をすべての国々と築いていく以外にない … 素晴らしい。
戦前の軍国の日本は、民衆一人一人が意見をもつことが許されず、戦争の暴走を食い止めることができなかった … その通り。
民主主義は、制度の問題だけではない。民主主義を支える民衆が自らを高めていく努力が不可欠である … 大賛成。
池田大作先生のお言葉はいつも美しく正しい。
でも、いや、それならばなぜ、憲法を改正して戦前の軍事国家に戻そうなどという自由民主党と組むのでしょうか? 結局は、ただの美辞麗句なのでしょうか?
言行不一致は許されるのですか? それとも一致しているのでしょうか? 池田大作先生は素晴らしいけれど、実行部隊が … なんて言わないでしょうね?
池田大作 名言100選
http://hokuto-sgi.seesaa.net/category/7621490-1.html
平和憲法
戦争放棄をうたう日本国憲法に掲げられた
平和の理念と精神を、
全世界に広げることが日本の使命である。
戦争を放棄するためには、不信を信頼に、
憎悪を友情に変え、
戦争など起こさない友好関係を、
すべての国々と築いていく以外にない。
世界市民
地球の運命が一つになった時代に求められる人間像こそ、
開かれた心で人類益のために行動する「世界市民」である。
「グローバル社会」には、「人間のグローバル化」
「民衆のグローバル化」「心のグローバル化」
が必須条件である。
民主主義
戦前の軍国の日本は、
民衆一人一人が意見をもつことが許されず、
戦争の暴走を食い止めることができなかった。
民主主義は、制度の問題だけではない。
民主主義を支える民衆が自らを高めていく努力が不可欠である。
マスコミと言論
言論は力である。しかし、
それは善悪に通じる力である。
正義を守る”盾”にも、悪を断ち切る”剣”
にもなれば、人を傷つける”凶器”にもなる。
ゆえに、言論人のモラルと責任は、人一倍、重い。
アジアのなかの日本
日本はもっと、アジアに人々から信頼されるよう、
真剣に誠実に努力していかねばならない。
だからこそ、互いの文化の根底をなす思想や哲学に光を当て、
共に理解し合い、学び合っていく対話が重要である。
死刑を考える
死刑は国家権力による暴力の一つの
極限的あらわれである。
人為的に生命を奪う権利は、何人にも、
どのような理由によってもありえない。
政治と権力
民衆を苦しめる社会の不条理と戦ってこそ、
政治家である。
その戦いがなければ政治屋である。
最も苦しんでいる人に、
救済の手を伸ばすことこそ、
政治の原点である。
農業を考える
農業を大切にしない社会は、
生命を粗末にする野蛮な社会である。
その社会は、早晩、
あらゆる面で行き詰まる。
人類の議会「国連」
”人類の議会”ともいうべき国連を支援していくことこそ、
もっとも現実的な平和への道である。
核兵器の廃絶へ
核兵器の存在を抑止のための”必要悪”
としてきた「国益」優先思考から、
核兵器使用をいかなる理由があろうとも認めない
”絶対悪”の立場、「人間益」
を優先させる思考への脱却を図らなければならない。
テロと暴力
あらゆるテロを絶対悪として断じて許さない。
人間の生命を奪う「殺」の行為は、
決して許してはならない。
いかなる正当化もありえない。
環境問題
自然を破壊することはそのまま、
人間自身を破壊することに通じていく。
無力感、無関心
無関心は、心の死である。
他者の苦しみを見て見ぬ振りをすることによって、
自分の心の大切な何かを、
マヒさせ、死に至らしめているのだ。
知識と知恵
どんなに高度な知識を持っても、
それを人間の幸福のために生かす知恵がなければ、
知識は役に立たないばかりか、むしろ危険でさえある。
拝金主義
現代人の精神世界を支配しつつあるのは、
端的にいって、拝金主義の風潮だといわざるを得ない。
現代文明の欠陥
人類の絶滅さえも引き起こしかねない
現代文明の危機の最大の元凶は、
人間の心に巣うくう分断のエネルギーである。
科学万能主義の限界
科学の急速な進歩に、
人間の倫理性の進歩が追いついていない。
ここに現代の悲劇の一つがある。
欲望の克服
現代は、欲望の達成こそが人生の
目的であるかのごとき錯覚がある。
平和を考える
平和ほど、尊いものはない。
平和ほど、幸福なものはない。
平和こそ、人類の進むべき、
根本の第一歩であらねばならない。
戦争は絶対悪
戦争ほど、残酷なものはない。
戦争ほど、悲惨なものはない。
愚かな指導者たちに、
ひきいられた国民もまた、
まことにあわれである。
人権
苦しんでいる人がいるかぎり、
自分も安閑としてはいられない―――
この感覚こそ、人権意識の核である。
差別
差別は、暴力である。
差別を許す社会は、
病める社会である。
活字文化
活字文化の復興こそ、
現代の教育に精神と人格の深みをもたらしゆく、
大切な要素である。
国家主義は宗教
国家主義というのは、一種の宗教である。
誤れる宗教である。
国のために人間がいるのではない。
人間のために、人間が国をつくったのだ。
これを逆さまにした”転倒の宗教”
が国家信仰である。
信教の自由
権力が暴走し、猛威を振るうときには、
必ず思想や信教への介入が始まる。
ゆえに、思想・信教の自由を守る戦いを忘れれば、
時代は暗黒の闇のなかに引きずり込まれることを知らねばならない。
これこそ、時代の法則であり、歴史の証明である。
信仰と知性
いかなる宗教であれ、排他や独善に陥らず、
その包括性や受容性を維持していくには、
良識ある知性の力こそが、必要なのである。
宗教の使命
生きた宗教は、社会に生き生きと活力を与え、
躍動する精神の息吹を吹き込んでいく。
社会に何らかの貢献もなし得ないのであれば、
それは死せる宗教といわざるを得ない。
宗教の原点
人間の幸福のために宗教はあらねばならない。
宗教のために人間があるのではない。
善悪の基準
善悪を見きわめる力をいかに培うか。
それによって人間の幸福も、
人類の平和も、未来も決まってしまう。
社会には、善と悪とが明快に判別できない場合もあるだろう。
しかし、いかなる理由であれ、
尊厳ある生命を傷つけ、殺し、
破壊することは悪である。
そして、生命を守り、発展させゆくものは善である。
指導者の哲学
苦しんでいる人々を、どう救うか―――
ここにこそ、人類をリードする一切の哲学や
指導者論のエッセンスが凝縮している。
思想と哲学
いっさいの思想は地球上の
生命を守り抜くためにこそあるべきだ。
それを脅かす思想は、
断じて受け入れるべきではない。
生命の尊厳と死生観
現代社会の不幸の元凶は、
人間生命が尊厳なる存在であるという、
本源的な考えが欠如していることだ。
この思考を欠いては、
人間の復権はありえない。
現代社会と教育
教育は、時代の人間と文化を創る厳粛な事業である。
したがって、政治権力によって左右されることない、
確固たる自立性をもつべきである。
その意味から、これまでの立法、司法、
行政の三権に教育を加え、
四権分立案を提唱しておきたい。
大学
学問や学歴は、本来、
立身出世のための道具ではない。
人びとの幸福に寄与するためであり、
むしろ、大学で学ぶのは、
大学に行けなかった人たちに奉仕し、
貢献するためである。
歴史
歴史観とは人間観である。
歴史を学ぶことは人間を見る目も豊かにする。
読書
たった一つの言葉にも、人生を変える力がある。
たった一冊の本にも、時代を動かす力がある。
人間の真価
人間の真価というのは、学歴や立場、
肩書きによって決まるのではない。
信義を守るかどうか、誠実であるかどうか、
真剣であるかどうかである。そして、
”信義の人””誠実の人””真剣の人”には、
人間性の光彩がある。
リーダーと私心
人材は、いる。さがせば見つかる。
しかしリーダーに私心があれば、
まじめな人材ほど苦しむことになる。
反対に、リーダーが無私であればあるほど、
その「無私の真空」に引き込まれるようにして、
よき人材が集まり、衆知が集まり、
民衆の信望が集まってくるものだ。
謙虚
偉ぶってはいけない。
偉く見せようとすることもいけない。
また偉くさせてもいけない。
謙虚であることが尊く強いのだ。
優秀な人
人間として、誰が「優れて」いるのか。
それは人の心の痛みを分かち合える
「優しさ」をもつ人ではないだろうか。
その人こそ「優秀」な人なのではないだろうか。
苦難
もっとも不幸を味わった人こそ、
もっとも幸福になる権利がある。
桜梅桃李
桜は桜、梅は梅、桃は桃、李は李。
花にもそれぞれ個性がある。
人もまた同じである。
さまざまな個性の人が自分らしく花を咲かせ、
しかも互いに尊重し、
調和を保っていくのが人間協和の社会であり、
平和の要諦といえよう。
負けない
勝つことだけが人生ではない。
勝とうと背伸びして道理にはずれてしまっては、
何にもならない。負けないという人生は、
永久に勝ちである。勝つことよりも負けないことのほうが、
偉大な勝利なのだ。
仕事
社会での戦いは、信用の積み重ねが大事である。
それには、誠実、誠意、真心以外にない。
建設は死闘
破壊は一瞬 建設は死闘
惰性は暗 希望は明
後退は死 前進は生
信念の力
信念は目に見えない。しかし、
信念こそが歴史を一歩前へと前進させる無限の力を持っている。
その力を信ずることである。その力を発揮することである。
その力を証明することである。
正義
真の正義とは、民衆の幸福であり、
平和でなければならないはずである。
いかなる大儀があろうとも、
そこに不幸な人々がいる限り、
正義は存在しない。
まず自分
社会の矛盾を嘆くだけでは何も変わらない。
まず自分自身が強くなり、賢くなり、輝いていくことだ。
それが、必ず社会を変革する力となる。
使命
労苦と使命のなかにのみ
人生の価値は生まれる
笑顔
笑顔は、幸福の結果というよりも、
むしろ幸福の原因だといえよう。
言葉への気遣い
人間は、たったひと言の言葉で、
悩むこともあれば、傷つくこともある。
また安らぎも感じれば、
勇気を奮い起こしもする。
ゆえに、言葉が大事に成る。
言葉への気遣いは、
人間としての配慮の深さにほかならない。
自分が変わる
尊敬は尊敬を生む。軽蔑は軽蔑を生む。
自分が変われば、相手も変わる。
勇気
人生の勝利も、すべて勇気から始まる。
一歩踏み出す勇気、くじけぬ勇気、
自分に負けない勇気・・・・。
勇気こそが壁を破る。
幸福
自分だけの幸福もなければ、
他人だけの不幸もない。
人を幸せにした分、
自分も幸福になる。
どの言葉も美しい。
世界中の人たちと会話を重ねるなかで、パーセプションがグローバルになり、世界のスタンダードに合った言葉が出てくるようになったのだろう。
ただ、語りすぎるために、矛盾に満ち溢れてしまう。
言葉が美しいだけに、残念な気がする。