金志秀

「他人に迷惑をかけないように」というのが社会生活を営む上でのルールとなっている日本では、地下鉄など公共の乗り物でのマナーも海外のそれより厳しく、車内での通話はもちろん、大声での会話や音楽プレーヤーからの音漏れなども迷惑行為に当たる。そのため、グループで乗る学生がいない限りとても静かである。
一方、韓国でも近年は日本のように公共場所でのマナーを守ろうという動きも出ているが、依然としてにぎやかそのものである。他人の目を気にせず通話する姿はもちろん、隣同士で話している会話のボリュームも大きく、たまには実演販売にも出くわすこともある。
携帯電話の使用に関する車内放送も、日本では「優先席付近では、携帯電話の電源をお切りください。それ以外の場所では、マナーモードに設定の上、通話はお控え下さい」がスタンダードだが、韓国では「車内で携帯を使用するときは、小さな声で手短くしましょう」と流れるそうだ。

One thought on “金志秀

  1. shinichi Post author

    【韓国ブログ】韓国の地下鉄で会った日本人女性「自由を満喫していた」

    by 金志秀

    Searchina

    http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1113&f=national_1113_022.shtml

      「他人に迷惑をかけないように」というのが社会生活を営む上でのルールとなっている日本では、地下鉄など公共の乗り物でのマナーも海外のそれより厳しく、車内での通話はもちろん、大声での会話や音楽プレーヤーからの音漏れなども迷惑行為に当たる。そのため、グループで乗る学生がいない限りとても静かである。

      一方、韓国でも近年は日本のように公共場所でのマナーを守ろうという動きも出ているが、依然としてにぎやかそのものである。他人の目を気にせず通話する姿はもちろん、隣同士で話している会話のボリュームも大きく、たまには実演販売にも出くわすこともある。これほどにぎやかな韓国の地下鉄に、「日本では静かな日本人」が乗っておしゃべりを楽しむとしたら、どのように映るのだろうか。その光景を目にしたブロガーのトイソルジャは、感想をブログに綴っている。

      彼によると、「日本人は、日本の地下鉄では何もしゃべらない。少し大げさに言うと、寒気がするほど。地下鉄で沈黙する理由は、他人の視線に敏感な日本人の礼儀である」「日本人は恐ろしいほど、周りを気にしないふりをする」などと紹介し、「そのような日本人が韓国の地下鉄で声をはって活発におしゃべりをしていたのが、すごく不思議だった」と指摘する。

      続けて、「もしかしたら、二人の日本女性は韓国の地下鉄で自由を満喫したかも知れない。国に帰れば、周りに騒ぐ人がいれば礼儀に欠けると思うだろう。韓国では知り合いがいないから、今まで抑えられていた感情を存分に出したかのも知れない」と述べ、「韓国で自由を満喫した日本の女性二人、もしかしたら韓国が懐かしくなるのでは?文化の差異というのは、本当に面白いものだ」と結んだ。

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    ◆解説

      日本の静かな車内では他人の目を気にするも、韓国のにぎやかな車内ともなると、「郷に入れば郷に従う」ことになるかも知れない。

      ブログ主が語るように、文化の差異は実に面白いものである。韓国の地下鉄はトンネルにアンテナが引いてあり、走行中も通話が可能となっている。携帯電話の使用に関する車内放送も、日本とは若干異っており、韓国では「車内で携帯を使用するときは、小さな声で手短くしましょう」と流れるそうだ。(編集担当:金志秀)

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