出版のお知らせ
2015年11月10日に幻冬舎から「情報」が発売されました。詳細は順次このページでお知らせします。
情報の光と影を知ることが 21世紀を生き抜く知恵だ。
国家・企業間の熾烈な情報戦争、メディアに潜む大衆操作・・・・・・人々を翻弄する情報が溢れているけれど、ひとりでも多くの人が情報を選びとる能力を身につけ、騙されたり利用されたりしないで、笑って暮らすことができたらと思う。
データ・情報・知識のエキスパートとして30年国連で活躍した著者が 情報の本質に迫った珠玉のエッセイ。
情報 単行本
九島 伸一 (著)
定価: 1944円(本体1800円+税)
単行本: 632ページ
発行: 幻冬舎メディアコンサルティング
発売: 幻冬舎
ISBN: 978-4-344-97328-2
発売日: 2015/11/10
商品パッケージの寸法: 188 x 128 x 30 mm
おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 🙂
理想を実現するための情報が
社会に満ち溢れることこそが幸せにつながる。
そう信じてもいいのではないか。
人は誰でも情報に影響されながら生きている。
時に騙されたという気分になる。
ひとりで騙されるならまだしも、集団で騙されるのはつらい。
21世紀は情報戦争の時代。
オスプレイのような飛行機が主要銀行などのデータセンターの上空を行き、
データを、システムごと、一瞬にして消し去る。
国家も社会もすべて終わり。
私たちはそういう新しい状況の中にいる。
情報
私たちは「情報」に生活を左右されているが、正しく「情報」を受け取り、解釈し、判断できているのか? 600ページにも及ぶ「情報」についての論考が出版。
パリで起こったテロ事件をはじめ、世界各地でIS(イスラム国)によるテロ活動が活発化している。SNSでの宣戦布告や、人質オークションが注目を浴びるなど、インターネットが新たな戦場に数えられるといっても過言ではない。
私たちは情報戦のさなかにあり、そして、情報戦に勝たなければならないのだと、日々痛感させられる。
こうした「情報」を取り巻く世界の状況について、日本もすでにその渦中にあるとし、「情報」を軽視しがちな日本人に考えるきっかけを与える一冊の本がある。九島伸一著『情報』(幻冬舎メディアコンサルティング/1800円)がそれだ。
著者の九島氏は国連で30年の長きにわたり、データ・情報・知識に関わる仕事に従事してきた。いわば情報戦のダイナミクスを肌身で感じてきた「スペシャリスト」だ。
本書ではその知見を生かし、国家間の情報戦争というマクロな視点から、個人の情報リテラシーというミクロな視点にいたるまで、さまざまな角度から『情報』について語っている。
たとえばもし、国内の主要大手銀行のデータセンターとバックアップセンターのシステムが同時に襲われ、すべてのデータが一瞬のうちに消し去られたとしら――。近未来小説のようだが、本書によれば現代の技術で実際に起こりうる話だという。すでにアメリカではシステムの中身だけを破壊する実験が成功しているという例を示しながら、こう示している。
「この技術は、戦争をまったく違うものにする。人を殺すのではなく、情報を消し去るのが目的になる。人道的ではあるが、敵の社会は完全に麻痺し、国家も社会も成り立たなくなる」(本文より)
もちろん、情報戦においてはメディアに潜む大衆操作も大きな問題の一つになる。本書は、日本はすでにこうした情報戦のさなかにあり、中国にすでに遅れをとっていると警鐘を鳴らす。その上で、国に対して、軍事予算を上回るような情報予算をつけること、および日本人ひとりひとりが不利益をかぶらないように「情報戦に勝つ努力をしていくのでなければ、国家がその役割を果たしたことにはならない」と述べている。
さらに、このようにさまざまな意図によって情報が氾濫する社会においては、個人が惑わされたり、騙されたりせずに情報を選び取る能力も重要になってくるという。本書では、情報の受け取り方についても指南をしている。
「文章の書き方が上手で、その論理の組み立てに説得力があれば、読む側は疑うことをしない。簡単にその文章を信じてしまう。その結果、惑わされ、騙される」(本文より)
「上手で説得力のある文章に接したら、鵜呑みにせず、気をつけたほうがいい」(本文より)
タイトルにある『情報』という言葉。その定義として、本書はマーク・ポラットによる「集められ、整理されたデータ」を採用している。この定義によれば、情報の次のステップが知識、すなわち「消化され理解された情報」である。
「教わったとおりにしていたら、いつまで経っても、情報リテラシーは身につかない。まずは、情報についてもっと知る」(本文より)
このように、本書はまさに、読んでいく中で情報が頭の中で知識として結実していく一冊である。600ページ超という大著だが、一つ一つの項目については、硬派な主張もあれば、ユーモアあふれるエピソードもある。これらは著者の実体験や豊富な知識にもとづいており、興味のあるテーマや気分次第で、気軽に読み進めていける。
ぜひ手にとって、「情報」について考えるきっかけにしてはいかがだろうか。
「情報」の記事が以下のポータルサイトに配信されました。幻冬舎はすごいです。
Yahoo!ニュース BUSINESS
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151130-00006344-biz_sinkan-nb
zassi.net
http://www.zassi.net/detail.cgi?gouno=47939
mixi:
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3737100&media_id=112
アメーバニュース(予定)
http://news.ameba.jp/search/?query=%E6%96%B0%E5%88%8A%EF%BC%AA%EF%BC%B0
J-CAST BOOKウォッチ
http://www.j-cast.com/bookwatch/2015/11/30251867.html
ジョルダンニュース
http://news.jorudan.co.jp/docs/news/detail.cgi?newsid=SK00006344
ライブドア:
http://news.livedoor.com/article/detail/10894717/
excite:
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20151130/Sinkan_index_6344.html
ニコニコニュース:
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1920275
ネタりか:
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20151130-33229816-sinkan
ガジェットニュース: (予定)
http://getnews.jp/archives/author/sinkanjp
マピオンニュース:
http://www.mapion.co.jp/news/column/snkn6344/
GREE:
http://jp.news.gree.net/news/entry/2020922?from_ggpnews=news_genre_list
Daily News Online:
http://dailynewsonline.jp/article/1049108/
Antenna:
https://antenna.jp/news/detail/2265508/
T-SITE:
http://top.tsite.jp/news/book01/o/26428964/
gooニュース:
http://news.goo.ne.jp/article/sinkanjp/trend/sinkanjp-6344.html