統計データのなかには
Not Available (利用できない)
と
Not Applicable (該当なし)
がある
Not Available (利用できない)
は例えば
まだデータが届いていないとかで手に入らない
なんていう感じで
Not Applicable (該当なし)
は例えば
日本から日本への輸出
のようにあるわけがないという感じだ
その他にも
Less than half of the unit (単位の半分未満)
と
Absolute zero (ゼロ)
がある
Less than half of the unit (単位の半分未満)
は例えば
単位が「1」で実際のデータが「0.1」
だと 表の上では「0」ということになってしまうのだけれど
その「0」は なにもない「0」とはちがうので
わざわざ
Less than half of the unit (単位の半分未満)
なんていう表記をする
それに対し 本当の「0」 つまりなにもない「0」は
Absolute zero (ゼロ)
と表記する
データが揃って 統計表を印刷するときには
Null (無)
と
Space (空)
の違いに悩まされる
Null (無)
は
なにもない
そして
Space (空)
は
スペースがある
ということなので明らかに違うのだが
わかったつもりでいてもたまに間違える
Null と Space の違いは
無と空の違いに似ている
無は
Nothing
空は
Empty
老子とか道元とかが
統計表のなかに顔を出す
なかなか興味深い
(sk)
第100作
Statistical Data
Economic Survey of Europe
https://www.unece.org/ead/ead_ese.html
から何らかの刺激を受けて