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F22inOkinawa首都圏を爆弾低気圧が襲った14日、嘉手納基地の滑走路に銀色の機体9機が降り立った。F22ラプター。「猛禽類」という愛称を付けられたステルス戦闘機だ。
沖縄防衛局によると、米軍は、米バージニア州ラングレー空軍基地からさらに3機を派遣、最終的に12機が暫定配備される。今後、F22より高い性能を持つ最新鋭機F35も嘉手納に投入する方針だ。
米国が具体的な行動に動かざるを得なくなったのは、今年に入って中国の尖閣に対する姿勢が急速に活発化したからだ。
全軍を指揮する総参謀部は、2013年の「軍事訓練に関する指示」で、「戦争準備をしっかりと行い、実戦に対応できるよう部隊の訓練の困難度を高め、厳しく行うこと」と示した。これをゴーサインに、空、海軍では攻撃指示とも取れる動きが出始めているという。
中国空軍の高官は、J10やJ11などのパイロットに対し、自衛隊のF15を撃ち落とせば褒賞として3000万円を支給すると、げきを飛ばしている。中国海軍の高官も、日本の潜水艦を撃沈したら乗組員に対して、1000万円支給すると宣言した。
カウントダウンのスイッチはすでに押されてしまったのか。

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  1. shinichi Post author

    米軍、進む“尖閣シフト”最強戦闘機で中国をけん制 最新鋭F35も投入へ

    http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130124/plt1301241826005-n1.htm

     沖縄県・尖閣諸島の奪取をねらう中国。今年に入って一段と攻勢を強め領空、領海を連日のように脅かしている。開戦論が高まる人民解放軍では、総参謀部が全軍に「戦争の準備をせよ」と指示し、軍の高官が自衛隊機や艦船への攻撃に「賞金を出す」など、げきを飛ばす。不穏な動きを察知した米軍は、抑止力と万一に備える目的を兼ねて、沖縄・嘉手納基地(嘉手納町など)に最強のステルス戦闘機を配備した。国境の島をめぐる情勢が風雲急を告げている。 

     首都圏を爆弾低気圧が襲った14日、嘉手納基地の滑走路に銀色の機体9機が降り立った。

     F22ラプター。「猛禽類」という愛称を付けられたステルス戦闘機だ。

     「F22は世界初の第5世代ジェット戦闘機で、相手のレーダーにとらえられることなく作戦を展開できる。『航空支配戦闘機』と呼ばれ、各国で主力機となっているF15などの第4世代機とは比較にならないほど性能が高い。中国空軍の主力機であるJ10(殲10)やJ11(殲11)が束になってもかなわない」(防衛関係者)

     沖縄防衛局によると、米軍は、米バージニア州ラングレー空軍基地からさらに3機を派遣、最終的に12機が暫定配備される。今後、F22より高い性能を持つ最新鋭機F35も嘉手納に投入する方針だ。

     着々と防空体制を固めるわけは何か。視線の先には、尖閣を脅かす中国の姿がある。

     軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「F22の配備は中国への牽制とみて間違いない。人民解放軍内で好戦論が高まっているほか、領空近くの日中中間線の空域に接近した米軍機や自衛隊機に対して、中国機がスクランブル発進するという実力行使にも出ている。尖閣をめぐる緊張はかつてないほどに高まっている」と指摘する。

     クリントン米国務長官が18日、「日本の施政権を害そうとする、いかなる一方的な行為にも反対する」と中国を牽制するや、中国外務省の報道局長が「言行を慎むように」と反論。これを受けて米国務省のヌランド報道官が22日、「中国はわれわれに懸念を向けるよりも、対話での問題解決を試みるため、日本政府とともに取り組むべきだ」と応酬するなど舌戦も勃発している。

     米国が具体的な行動に動かざるを得なくなったのは、今年に入って中国の尖閣に対する姿勢が急速に活発化したからだ。

     全軍を指揮する総参謀部は、2013年の「軍事訓練に関する指示」で、「戦争準備をしっかりと行い、実戦に対応できるよう部隊の訓練の困難度を高め、厳しく行うこと」と示した。習近平新指導部が、尖閣での自衛隊との軍事衝突を意識して事実上の戦闘準備に入ったと言える。

     これをゴーサインに「空、海軍では攻撃指示とも取れる動きが出始めている」(外交筋)という。

     「安倍晋三首相が、今月はじめに尖閣周辺での領域警備で、領空侵犯機への曳光(えいこう)弾による警告射撃を検討していることを示唆したことに対し、空軍の高官が『(相手に)2発目を撃たせない』と厳命した。つまり、『警告射撃を受ければ撃墜する』ということ。しかも、J10やJ11などのパイロットに対し、自衛隊のF15を撃ち落とせば『褒賞として3000万円を支給する』ともげきを飛ばしている」(同)

     海軍でも好戦ムードが高まる。空軍への対抗意識もあってか、「海軍高官が『日本の潜水艦を撃沈したら乗組員に対して、1000万円支給する』と宣言した。空・海両軍のあおり合戦の様相も呈している」(同)というのだ。

     航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「防衛筋からの情報」として、気になる動きをキャッチしたという。

     「中国空軍内部に、旧型機のJ6(殲6)1000機を無人機に改造し、それらを広東省や、その周辺地域に建造した地下基地に格納し、爆弾やミサイルを積載して尖閣に突入させるという計画が持ち上がっていると聞いた。非現実的なプランだが、かなり本気で尖閣攻めをシミュレーションしているのは確かだ」

     「尖閣戦争」に向かって突き進むかのような中国の姿勢。カウントダウンのスイッチはすでに押されてしまったのか。

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