武田晴人

TakedaRoudou「働く」というのはマイナスの価値なんです。報酬がもらえるからやむを得ず働いているわけですよね。
本当はやりたくないマイナスな価値を選ぶことによって得られる収入で、余暇を楽しんでバランスを取っている。
労働という言葉はもともと日本にはなかったんです。その言葉が入ってくることによって、働くのは嫌なことというヨーロッパ的な考えを持つようになってきたんです。
昔のヨーロッパでは、働くというのは労働するということで、奴隷の仕事なんです。
ギリシャ時代の市民社会で人間がやることは議論と政治だけなんです。労働は奴隷の仕事。働く時間は奴隷の時間で、余暇の時間は人間の時間。

2 thoughts on “武田晴人

  1. shinichi Post author

    日本経済思想史

    by 武田晴人

    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT03.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT04.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT05.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT06.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT07.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT08.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT09.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT10.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT11.pdf
    http://www.takeda.e.u-tokyo.ac.jp/2012JET_HT12.pdf

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