植草甚一

いちばん言いたいのは、安い本で見当つかないけど面白そうだと感じたのは買ってしまっとくのがいいんです。そうすると、パラパラみただけで読まないこともあるけれど、ずっとあとになって、ああ買ってあったな、いいことをしたなあと思うことが多いですよ。

2 thoughts on “植草甚一

  1. shinichi Post author

    ぼくの読書法(植草甚一スクラップ・ブック6)

    by 植草甚一

    1 洋書捜しと古本屋
     
     わが道はすべて古本屋に通ず
     本の話だとすぐ古本屋歩きのことになる
     本はどのように買うか
     本はどのように読むか
     ぼくの原体験は英語を覚えたことだ
     「衰亡記」などの初版を買った思い出
     パラピン紙のことから「フリーク・アウト」的なものへ
     アメリカ雑誌9について書いたこと
     ペンギン・ブックス三十五年の歩み
     ベスト・セラー談義

    2 おかしな本、おかしな人々

     コレットとモナ・リザとエリア・カザンの話
     おかしな世界には、おかしな人物がいつでも登場する
     行動派のサリー・トレンチと幻想派のメアリー・ブキャナンの話
     外部と内部の接触
     翻訳や書き下ろしのこんな本を読んだ
     
    3 本から世界を見ると

     クーデターがやりたければ誰にだってできるというので読んでみた
     本や雑誌の記事から見ると

    4 文学に何が起ったか

     ゴシック・ロマンの世界
     ヨーロッパの文学を斜めに読んでみよう
     「幸福の追求」という小説には惚れてしまった
     文学世界になにが起ったか

    解説:書物愛のダンディズム 佐伯彰一

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