山本雄吉

お歳暮は、相手を気遣う真心を物に託して伝える、日本古来の美しい慣わしです。

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3 thoughts on “山本雄吉

  1. shinichi Post author

    君子千里同風
    by 山本雄吉
    小倉山荘 主人

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       君子千里同風

    謹啓 晩秋の候、お客様におかれましては益々ご清祥のことと心よりお慶び申しあげます。
     日頃は格別のご厚情を賜り、誠に有難く厚く御礼を申しあげます。
     さて、表題は禅語です。どこにいても、言葉は通じなくとも、互いに心が通じあうことを意味します。
     たとえ千里も遠く離れていても、肌に感じる風にちがいはありません。遠くの人に想いを馳せるとき、先人は風を頼りにしたのでしょう。涼風そよぐ日には、ともに幸せを噛みしめ、寒風吹きすさぶ日には、ともに相手の無事を祈る。そんな想いの積み重ねが、距離や言葉を超える絆となることを、この一語は教えてくれます。
     そろそろ木枯らしの吹く頃となりました。日ごとに風が冷たくなる中、大切な人の健康に心を置くお砕きの方も多いことでしょう。
     お歳暮は、相手を気遣う真心を物に託して伝える、日本古来の美しい慣わしです。この冬も、長岡京 小倉山荘では、お客様の心を我が心としておつくりした菓子を多彩にご用意しております。
     心尽くしの品が穏やかな風となり、先様の心を温かに包めば、これにまさる喜びはございません。
     末筆ながら季節の変わり目ゆえ、どうぞご自愛くださいませ。
                                      謹 言

                                 主人 山本雄吉

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  2. shinichi Post author

    OHG 大阪浜美屋グループ

    小倉山荘
    小倉山荘は京都府長岡京市に本店を構えるおかき処。古より日本人に親しまれてきた「小倉百人一首」「平安の文化」等に因み、銘菓「をぐら山春秋」など歌集にゆかりの商品を展開。

    蕪村菴
    蕪村菴は、花と蕪村と京町屋をコンセプトに、古き町家の佇まいを残した京都市中京区にある六角堂前に本店を構える京のおかき処。京の四季の風情や蕪村の人間味溢れる素朴な作風を想わせる商品を展開。

    宇治式部郷
    宇治式部郷は京都府宇治市に本店を構えるあられ専門店。いつの時代になっても日本人に愛され続ける源氏物語。その雅の世界をゆかりにした多彩な商品を全国直営店にて展開しています。

    味蔵や
    味蔵やでは大阪浜美屋の2つのブランド「蕪村菴」と「宇治式部郷」の商品やサービスに付加した事業を展開。また同社ではこれらブランドの卸売事業も行っています。

    その他、普門庵小倉製菓小倉山荘物流味蔵や物流小倉山荘ファーム蕪村菴ファームが、大阪浜美屋ホールディングス株式会社の下でビジネスを展開している。

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  3. shinichi Post author

    (sk)

    小倉山荘の創業は、1951年(昭和26年)。そんな会社の社長が、ビジネスのために日本の歴史を語り、日本の伝統を語る。

    語るのは悪いことではないし、文章も素晴らしいのだけれど、売り上げを伸ばすために「お歳暮は、日本古来の美しい慣わしです」と語られても、釈然とはしない。

    不味いものを売るのなら冠婚葬祭ビジネスに走るのも仕方がない。でも、小倉山荘のあられは美味しいので、あんまり変なことを語らず、美味しさだけを強みとして売っていけば、それでいいのではないだろうか。

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