NHK

HR1安さが命を奪う。グローバル企業の責任はどこに。
労働者は長時間働いても1日50セントしかもらえない。
労働者の血にまみれた服なんてほしくない。海外で高まる人権リスク。グローバル企業にかつてないほど求められ始めた途上国での人権意識。対応を誤ると、世界的な不買運動やブラッドイメージの低下を招き、経営を揺るがす大きなリスクになってしまう。


HR2工場には13歳の子供もいる。本来なら勉強しなければならない年頃だが、生活のため働かなければならない。
グローバル企業は、生産を委託している途上国の企業の児童労働や過重労働といった実態を、黙認できなくなってきている。途上国の人たちの生きていかなければならないという現実のなかで、はたして人権が、企業の状況や労働者の生活を変えていけるのか。人権にそんな力があるのか。

One thought on “NHK

  1. shinichi Post author

    グローバル企業の責任はどこに

    ~海外で高まる人権リスク~

    クローズアップ現代

    NHK

    with 足達英一郎 (日本総研 創発戦略センター 理事)

    http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3460.html

    途上国で生産され、世界中に供給される安くて質の高い製品。グローバル化が進む中、より安いコストの生産現場を求める流れは強まるばかりだ。しかし今、そうしたグローバル企業の活動に厳しい視線が注がれている。国際的なNGOなどが、児童労働や過重労働など、人権を軽視した労働を黙認している企業を探し出し、国際世論に訴えて、不買運動も含め厳しく糾弾しようとしているのだ。こうした中、日本のグローバル企業も、途上国で委託している生産活動で問題があれば、企業イメージを大きく損ないかねないとして、委託先や取引先の隅々まで労働実態をチェックする必要に迫られている。番組では、ミャンマーなどでのNGOの労働実態調査を取材するとともに、海外の生産現場で人権をいっそう重視し始めた日本企業の取り組みを追い、今後のあり方を考える。

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