古川正司

Eco私の住む新潟市に角田山という山があります。 ある日、この山に足を踏み入れた私は、その荒れ果てた山の姿に呆然としました。
その山は、戦後に杉の木が植えられましたが、その後、林業が廃れていき、 誰も整備をする人がいなくなったため、野ざらしの状態でした。 木は生え放題で、太陽の光が十分に当たらず暗く、深く根付かないために大雨にも弱い。 そんな山でした。 この山をなんとかしたい。 そんな気持ちから、私は山に入るようになりました。  痩せ細った木を間伐し、太陽の光が十分あたるようにしました。 山は少しづつですがキレイになっていきました。
ところが、問題が出てきました。整備によって出る大量の「木くず」です。 処分するには莫大な費用がかかるし、また処分場への運搬にも費用がかかる。 なんとかいい方法はないかと悩んでいました。
そんな時、知ったのが「ペレット」です。 1970年にカナダで生まれたペレットは、木くずを利用して燃料にでき、価格も安い。 また、重油に比べるとほとんど二酸化炭素を出さないことから、地球環境にも良いということ。

top12img01さいかい産業は、日本で初めて木質ペレット燃料の製造とペレットストーブの製造を同時に事業化し、独自のノウハウにより燃料と燃焼器具の特性を理解することで、燃費の向上や故障・メンテナンスの大幅削減に成功しました。
このペレットストーブは、あえて手軽な便利さを追求していません。火力調節機能や耐震装置・安全装置など必要最低限の機能に抑えることで、単純なアナログ制御による使いやすさとメンテナンスの容易さを実現し、故障の可能性を徹底的に排除しました。

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