山田朗

秘密戦:防諜・諜報・謀略・宣伝

  • 情報戦(防諜・諜報・宣伝)+ 謀略
  • 裏側の戦争〈戦争には必ず付随するが、歴史に記録されない〉
  • 水面下の戦争〈戦時に限らず、平時おいても密かに行われている〉

陸軍登戸研究所:秘密戦兵器・資材の研究開発機関

  • 第一科(電波兵器、風船爆弾)
  • 第二科(毒物・薬物・生物化学兵器・スパイ用品)
  • 第三科(偽札製造)

陸軍中野学校:秘密戦要員の育成機関

  • 1938~1945 年:2,131 名が卒業(戦死 289 名・不明 376 名)

4 thoughts on “山田朗

  1. shinichi Post author

    Noborito登戸研究所から考える戦争と平和

    by 山田朗、渡辺賢二、斎藤一晴

    陸軍の秘密戦・謀略戦に重要な役割を果たした登戸研究所の実態を多角的に伝える。登戸研究所の活動を知ることは、戦争には必ず存在する裏面(一般に秘匿され報道されない側面)から戦争の全体像を捉え直すことであり、戦争と科学技術との関係をあらためて検証することでもある。 登戸研究所という特殊な研究所の考察を通して、戦争と平和、戦争と科学技術の関係性、平和創造の重要性を考える。

    Reply
  2. shinichi Post author

    山田朗
    http://ja.wikipedia.org/wiki/山田朗

    満州事変・日中戦争・太平洋戦争に関する上奏文などの史料検討を通じて、戦時下の昭和天皇が、一般に論じられてきたような「軍事に疎く、戦争を忌避する平和主義者」といった性格を持つ人物ではなく、十分な軍事的知識・情報を有する存在であり、様々な戦争の局面で「御下問」「御言葉」によって積極的に戦争指導に関与していた「政戦略の統合者」「穏健な膨張主義者」であったとすると主張している。しかし昭和天皇が軍部にありがちな「精神主義」「冒険主義」に嫌悪していたと述べている。

    山田朗さんに聞いた
    『この人に聞きたい』
    マガジン
    http://www.magazine9.jp/interv/yamada/index.html

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