厚生労働省医政局経済課調査統計係

  1. 平成24年における医薬品最終製品の国内での生産金額は6兆9,767億円、外国からの輸入金額は2兆8,174億円で、合計金額は9兆7,941億円であった。これに対し、国内への出荷金額は9兆5,062億円、外国への輸出金額は1,376億円であった。循環器官用薬の生産金額は1兆2,970億円であり医薬品全体の18.6%を占めている。血圧降下剤の生産金額だけでも6,276億円であった。
  2. 平成24年における衛生材料生産金額は513億円で、前年518億円と比較すると5億円(1.0%)の減少となっている。これを品目別生産金額でみると、大判製品は7.1%の減少、最終製品は0.5%の減少となっている。
  3. 平成24年における医療機器の国内での生産金額は1兆8,952億円、輸入金額は1兆1,884億円であり、合計金額は3兆836億円であった。これに対し、輸出金額は4,901億円であった。
  4. 平成24年の医薬部外品の生産金額は8,006億円であり、前年と比較すると135億円(1.7%)の減少となっている。最も生産金額の大きいものは、薬用化粧品の2,942億円(36.8%)であり、次いで毛髪用剤1,478億円(18.5%)、ビタミン含有保健剤1,075億円(13.4%)、薬用歯みがき剤915億円(11.4%)、殺虫剤450億円(5.6%)という順となっている。

3 thoughts on “厚生労働省医政局経済課調査統計係

  1. shinichi Post author

    平成23年度 国民医療費の概況

    http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/11/dl/kekka.pdf

    国民医療費の状況

    平成23年度の国民医療費は38兆5,850億円、前年度の37兆4,202億円に比べ1兆1,648億円、3.1%の増加となっている。

    人口一人当たりの国民医療費は30万1,900円、前年度の29万2,200円に比べ3.3%増加している。

    国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は8.15%(前年度7.79%)、国民所得(NI)に対する比率は11.13%(同10.62%)となっている。

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  2. shinichi Post author

    (sk)

    日本人は医薬品に10兆円近くのおカネを支払う。血圧降下剤の生産金額が6,276億円、消化性潰瘍用剤が3,473億円、高脂血症用剤が2,356億円、血管拡張剤が2,273億円。

    10兆 / 1億 = 10万。「ひとりあたり、たったの10万円?」なのか、「ひとりあたり、10万円も?」なのか、なんとも言えない。

    薬用化粧品に2,942億円、毛髪用剤に1,478億円、ビタミン含有保健剤に1,075億円、薬用歯みがき剤に915億円、殺虫剤に450億円。この金額も、多いのか少ないのか、よくわからない。

    「日本人はクスリ漬け」なのだろうか?

    ついでに調べてみたら、ひとりあたりの医療費は30万円。これも多いのか少ないのかよくわからない。

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