박유하

wakainotameni日本と韓国の間に横たわる深刻な四つの問題を取り上げ、双方の主張がぶつかる根源にある「不信の本質主義」を抉り出し、和解への道筋を示す。

(福島第二原発の悲劇にふれて、) この悲劇的な事態が示したひとつの重要な側面は、もはや「境界」は無意味、ということである。

(日韓関係のねじれというのは、) 日本のリベラルが「戦後補償」を進めようとすると右派が反発し、その日本の右派の言動が韓国を刺激し、その韓国に連帯しようとする日本のリベラルに、さらに日本の右派が「反日」と非難する、そうした構造、不信と怒りのスパイラルなのだ。

4 thoughts on “박유하

  1. shinichi Post author

    和解のために-教科書・慰安婦・靖国・独島

    by 박유하 (朴裕河, Park Yu-ha)

    translated by 佐藤 久

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  2. shinichi Post author

    PYH박유하(Park Yu-ha、朴 裕河、パク ユハ、1957年 – )は、韓国・世宗大学校日本文学科教授。女性。
    ソウルで生まれ、高校卒業後来日。慶應義塾大学文学部国文科を卒業後 早稲田大学文学研究科に進み、日本文学専攻博士課程修了。2003年度に「日本近代文学とナショナル・アイデンティティ」で早稲田大学学術博士の学位を取得した。現在、韓国・世宗大学日本文学科教授。
    韓国に日本近現代の文学・思想を紹介しており、また、夏目漱石や大江健三郎、柄谷行人などの著作の韓国語への翻訳を手がけている。

    著書『反日ナショナリズムを超えて』で、 日韓友好促進に貢献した韓国人を顕彰する第5回(2004年度)日韓文化交流基金賞を受賞した。
    さらに、2007年には、日韓で論争のある教科書問題・慰安婦問題・靖国神社問題・独島(竹島)問題を取り上げた著書『和解のために』で、第7回大佛次郎論壇賞を受賞した。『和解のために』は、日本語版の解説を書いた上野千鶴子や、日本政府による朝鮮人慰安婦強制連行などを主張してきた親韓国朝鮮的な「良心的日本人」ではない保守的知識人・市民層の支持を受ける一方、上野と同じくジェンダー論の研究者金富子による「あまりにも国家中心・男性中心。植民地主義への批判が欠落し、被害と加害を同列化している。」との批判や、女性史研究家 鈴木裕子からの「朴裕河現象」等の批判を受けている。木村幹は朴の分析や指摘に賛同しつつも、提案する処方箋については、民族主義に突き動かされる人々の目線に立っておらず効果的であるとは思えないと考察している。圑野光晴も朴の解決を模索する生産的な姿勢や挺身隊対策協議会に対する批判に賛同しながらも、朴が高く評価する「民族主義を超えようとする日本人の自己批判」は、単なるナショナリズムからの逃避であったり、自らのナショナリズムへの無自覚からも来ているものであると指摘、右派的ナショナリズムだけではない日本の戦後ナショナリズムの全体像を見極め、評価と批判を加えていくべきであると述べた。

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  3. shinichi Post author

    (sk)

    題名のとおり、和解を前提に書かれた文章が続く。

    対立のために書かれたものばかりのなかで、和解のために書かれた文章は、異彩を放ち、説得力を持って私たちにやさしく入ってくる。

    なんと美しいことだろう。

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