橳島次郎

たとえば、生命科学の世紀を拓いた最も偉大な発見の一つ、DNA の分子構造を解明したジェームズ・ワトソンは、共同研究者クリックとともに、競争相手の他の研究者のデータをこっそり見てまでも、自分たちが知りたいことを知ろうとする。そうした研究姿勢に、生化学者江上不二夫は違和感を表しつつも、日本の科学が一流になるためには、そういう科学者が出なければならないと認めている(ワトソン『二重らせん』とその訳者あとがき)。

4 thoughts on “橳島次郎

  1. shinichi Post author

    (sk)

    Rosalind Franklin は、「競争相手の他の研究者」。そんな書き方では、Rosalind Franklin があまりにもかわいそうだ。

    Rosalind Franklin, James Watson
    https://kushima38.kagoyacloud.com/?p=20591

    にも書いたが、ワトソンはただのペテン師ではないのか。科学者にペテン師になれというのか。

    「フランクリン=見つけた人」、「ワトソン=盗んだ人」ということを、もっとはっきりさせたほうがいい。

    写真を見て欲しい。フランクリンは研究者に見えるだろう。そしてワトソンはペテン師にしか見えない。

    みんな、フランクリンを忘れてしまう。そして、メディアはワトソンだけを持ち上げる。みんなはそれを信じる。それをみて、私のワトソンへの嫌悪はさらに強くなる。

    なんでこの話にこだわるのか、自分でもわからない。グリゴリー・ペレルマンに対するこだわりの理由もわからない。きっと、ペテン師への強い嫌悪が、あるのだと。。。そう思う。

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