井上陽水

僕が20才になった時君に会い
君が僕のすべてだと思ってた
すてきな君を欲しいと思い求めていた
君と僕が教会で結ばれて
指輪かわす君の指 その指が
なんだか僕は見飽きたようで いやになる
限りないもの それが欲望
流れ行くもの それが欲望

2 thoughts on “井上陽水

  1. shinichi Post author

    限りない欲望

    by 井上陽水

    限りないもの それが欲望
    流れ行くもの それが欲望

    子供の時欲しかった 白い靴
    母にねだり手に入れた 白い靴
    いつでもそれを どこでもそれを はいていた

    ある日僕はおつかいに町へ出て
    靴屋さんの前を見て立ち止まった
    すてきな靴が飾ってあった 青い靴

    限りないもの それが欲望
    流れ行くもの それが欲望

    僕が20才になった時君に会い
    君が僕のすべてだと思ってた
    すてきな君を欲しいと思い求めていた

    君と僕が教会で結ばれて
    指輪かわす君の指 その指が
    なんだか僕は見飽きたようで いやになる

    限りないもの それが欲望
    流れ行くもの それが欲望

    僕はやがて年をとり死んでゆく
    僕はそれをあたりまえと思ってる
    それでも僕は どうせ死ぬなら天国へ

    限りないもの それが欲望
    流れ行くもの それが欲望

    Reply
  2. shinichi Post author

    (sk)

    兵藤一夫 ( https://kushima38.kagoyacloud.com/?p=42719 ) は、人間の欲望に限りがないということを仏教的に考え、その欲望をどう抑え、穏やかに暮らすかを書いた。

    Desmond Morris ( https://kushima38.kagoyacloud.com/?p=42741 ) は、人間の欲望に限りがないということについて動物学者として考え、その限りない欲望こそが新しいものを獲得していく原動力になっていると書いた。

    井上陽水は、人間の欲望に限りがないということを歌い、そして私たちの欲望は流れゆくもの、移ろいゆくものなのだということを付け加えた。

    昨日の欲望は今日の欲望でなく、昨日好きだったものを今日好きだとは限らない。

    そのことについてもきっと、兵藤一夫は仏教的に説明し、Desmond Morris は動物学者として説明する。

    もしここに Nikolai Botev がいたら、どんな説明をするだろう。Nikolai は demographer で、どんなことでも demography で説明する人だ。老人が増えると街の中心部の家賃が上がるとか、子供が増えると貧しい人たちが住む地域の家賃が上がるとか、なんでもかんでもを demography で説明する。

    Nikolai に欲望に限りがないこと、そして欲望が流れ行くことについて、ふたりだけのところで聞いてみたい気がする。

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