高木善之

高木善之1自給自足をしている社会では、人口は安定しています。食料の生産・供給量以上に人口が増えることはないからです。人口増加を起こしている国々は先進国の植民地だったか、現在先進国に「資源」や「換金作物」(コーヒー、紅茶、バナナ、ナタデココ、ゴム、小麦、綿、木材、石油、鉄、ダイヤモンドなど)を輸出している国です。「資源」や「換金作物」は輸出品ですので、自分たちの食糧は輸入品に依存しなければならなくなり、自給自足は崩壊します。貨幣が入ってきて一時的に食糧の供給が増え、人口も増えます。人口が増えるとより多くのお金が必要になり、「人口増加→経済拡大」の悪循環が始まります。実は貧しさは人口爆発の結果なのです。さらに、土地の酷使や農薬のせいで換金作物の収量は減少し、資源は枯渇し、環境は破壊され、貧しい人たちはさらに貧しくなります。

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