2 thoughts on “井上ひさし, 山元護久

  1. shinichi Post author

    勉強なさい ひょうたん島

    uploaded by hyoutan05

    https://youtu.be/yza5tEca9Is

    ひょっこりひょうたん島

    by 井上ひさし, 山元護久

    NHK

    ひょうたん島 事件の合間にサンデー先生が少しでも授業をしようとすると、どうしてもこの歌になって­しまう。

    勉強なさい
    (子どもたち)しち はち くう じゅう
      勉強なさい 勉強なさい
      大人は子どもに命令するよ 勉強なさい
    (博士)えらくなるために お金持ちになるために
    (子どもたち)あーあーあーあーそんなの聞き飽きた

    (サンデー先生)いいえ賢くなるためよ
      男らしい男 女らしい女
      人間らしい人間 そうよ人間になるために さあ勉強なさい
    (トラヒゲ)そうだとも 泣けちゃうな 今の一言
      みんな忘れるな
    (テケ)トラさんもね
    (トラヒゲ)うわー

    (サンデー先生)さんにがろく
    (子どもたち)さんにがろく
    (サンデー先生)さざんが
    (子どもたち)きゅう じゅう じゅういち じゅうに じゅうさん
      良い子になあれ 良い子になあれ
      大人は子どもを教育するよ 良い子になあれ
    (博士)人にほめられるために お気に入りになるために
    (子どもたち)あーあーあーあーそんなの聞き飽きた

    (サンデー先生)いいえよい大人になるためよ
      男らしい男 女らしい女
      人間らしい人間 そうよ人間になるために
      さあ良い子になりなさい
    (トラヒゲ)そうだから 泣けちゃうな 今の一言
      それを忘れねえ
    (サンデー先生)うわー

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  2. shinichi Post author

    井上ひさしさんの素顔と、ひょっこりひょうたん島に隠された設定

    Laughy(ラフィ)

    http://laughy.jp/1410489897643128519

    「ひょっこりひょうたん島」は1964年から1969年までNHKで放送された人形劇だが、その耳に残りやすい歌詞や一度見たら忘れられないキャラクターから、今日でも有名な作品となっている。

    井上ひさしさんと山元護久さんが原作を担当し、劇中の歌も二人の作詞。

    二人は「ひょっこりひょうたん島」に様々な「裏設定」を仕掛けた。

    漂流する孤島では餓死が待つ。その悲劇が起きないように、作者の心の中では、先生と子どもたちは火山の噴火で死亡したことにした。海賊も元ギャングも政治家も憎めない善人ばかりなのは、ひょうたん島が「あの世」を漂っていたからかもしれない。

    ドン・ガバチョやサンデー先生など大人は登場するが、博士を始めとする子供たちの親は登場してこないのは、二人が子どもの時から両親に頼れない生活を経験したからだという。

    死という現実、そして、子を失った親の、親のいない子の、癒やされることのない哀しみを「笑い」にまぶして、名作「ひょっこりひょうたん島」は救いの物語になった。

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