キナリノ

柔らかい物腰と芯の強さ。自然体な女性に似合う「聡明」という生き方
人から言われて嬉しい褒め言葉はなんですか?「美人」「かわいい」「綺麗」「明るい」…外見や性格のことを褒められれば誰しも嬉しいものですが、「聡明な人」と言われるような素敵な女性を目指して、自分のことを振り返ってみませんか。「聡明」とは表面的な美しさや単純な明るさだけではなく、知性を備えたが故の美しさや快活さを伴う魅力のことです。同性からも異性からも好かれる「聡明」な人を目指して、聡明さを得るために必要なことを学んでいきましょう。

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  1. shinichi Post author

    柔らかい物腰と芯の強さ。自然体な女性に似合う「聡明」という生き方

    キナリノ

    https://kinarino.jp/cat6-ライフスタイル/18692-柔らかい物腰と芯の強さ。自然体な女性に似合う「聡明」という生き方

    人から言われて嬉しい褒め言葉はなんですか?「美人」「かわいい」「綺麗」「明るい」…外見や性格のことを褒められれば誰しも嬉しいものですが、「聡明な人」と言われるような素敵な女性を目指して、自分のことを振り返ってみませんか。「聡明」とは表面的な美しさや単純な明るさだけではなく、知性を備えたが故の美しさや快活さを伴う魅力のことです。同性からも異性からも好かれる「聡明」な人を目指して、聡明さを得るために必要なことを学んでいきましょう。

    “聡明”って、どういうこと?

    柔らかい物腰と芯の強さ。自然体な女性に似合う「聡明」という生き方

    そうめい【聡明】 
    〔耳がよく聞こえ,目がよく見える意〕

    ①理解力・判断力がすぐれている・こと(さま)。かしこい・こと(さま)。
    ②祭りのとき、神に供える肉など。ひもろぎ。そうめ。
    出典:大辞林 第三版

    今回とりあげる意味はもちろん①。“聡明”と辞書で引くと、理解力・判断力・賢さといった言葉がキーワードのようですが、ただ勉強するだけでは、聡明な人とはいえません。聡明さとは、その人の経験や知性、思想によって育まれた思慮の深さ、そしてそれを引き出す素早さのこと。筋トレをするように心も意識してトレーニングすることでしなやかさを身につけ、聡明な女性を目指しましょう。

    心の柔軟性を身につける

    相手のことを受け止める

    「いや」、「でも」、「違う」。人の言ったことに反射的に否定的な反応をとってしまうことってありませんか?まずは自分が人と会話する時の“癖”を観察してみましょう。“自分と違う意見”を、歓迎します。“理解できないこと”も、まずは「そうですね」と返してみましょう。解らない、けれど、“その人がそう思い、口にした”という事実を肯定するのです。

    相手の意見を受け入れて、咀嚼して、想像してみて、解らなければ素直に聞いてみて。それでもやっぱり、違うな。と思ったら、その時、伝えたければ伝えればいいのです。私たちの見た目が一人ひとり違うように、心で感じていることや表現の仕方は人によってとても異なります。「こういう意味と思っていたら、全く違う意味だった」なんてことも多々あるかもしれません。そんな時も、それはただ、事実として自分の心のノートに書き込めていけたら、次に活かせます。

    人の「想い」・自分の「想い」。それは、その人にとっての「事実」です。まずは、受け入れてあげましょう。
    受け入れることで初めて、その想いのルーツにある経験や思想、その人の視線を学び触れることができます。

    自分が見たい景色が、目の前に現れる

    聡明な人は、目の前に起きていることに常に自分が関与していることを知っています。そして、「良い」と思うことも「悪い」と思うことも、全ては心のどこかで自分が願い、無意識に選択したことだというのを知っています。(※この「自分」とは今の自分だけでなく、過去や生まれる前の自分ずっとずっと昔の潜在意識も含みます)

    聡明な人は、突然目の前に大きな壁が現れたり、トラブルやハプニングが起こったとしても、さっと対応し解決に向けて迅速に動くことが出来ます。例えそれが自分のせいではなかったとしても、自分のこととして捉え、その現象を見据え、どうしてそれが起こったのか、冷静に観察できます。感情に振り回されるタイプの人、責任感の薄い人は、予想外の出来事やハプニングが起こると、視野が狭くなり、簡単なことを複雑にしてしまいがちです。

    「今」にフォーカスできること。
    ピントの調製が速いカメラほど、
    目の前の事実をありのままに
    映し出すことができます。

    自分のことを愛する

    自分のことを愛していますか。
    愛する、というのは、甘やかす、とは違います。ずっと目をそらしてきたことを改善する。過去に折り合いをつけ、自分を許す。自分を愛せる人が人を愛するとき、それは愛以外の何者でもありません。人は愛せるけど、自分を愛せない。それは、愛ではないかもしれません。依存や自己否定、承認欲求から人に尽くしても、それは愛とは呼びません。

    聡明な人は、自分の意見や想っていることをハッキリと(周りの人に不快な気分を与えずに)伝えることが上手です。逆に自分を愛せず、自分に自信のない人は、「よく見られたい」「自信がない」といった理由で人の意見に流されやすく、本当は嫌なのに断りきれず泣きっ面を見るといった問題を抱えてしまいます。

    自分を愛することが、何より周りの人との関係を良好にする第一歩です。自分を愛せない人は、心のどこかで否定的な眼を持ち続け、現実を歪めてしまいます。まずは、自分を抱きしめてあげましょう。例えあなたが自分のことが大嫌いだったとしても、ポーズだけでもいいのです。心がこもってなくても大丈夫。できれば鏡の前で自分を抱え込むようにして、「愛しているよ」「いつもありがとう」と自分自信へ言ってあげてください。

    「最愛の自分へ、いつもありがとう。」

    子どもの頃を思い出してみる

    生まれたときのこと、生まれてくるよりも前のこと、覚えているところからじっくりと、自分のことを思い返してみてください。悲しかった想い出にはハグを。そして、嬉しかったこと、助けてもらったこと、どんな小さなことにでも、思い出されたものには、感謝をしましょう。

    ゆっくりと、自分が覚えている限りの昔から、今に向かって。改めて整理することで、あなたの気持ちはスッキリと軽くなることでしょう。新たな発見もあるかもしれません。今の自分だから解る真実もあるかもしれません。理解力や判断力、直感が脳を素早く駆け巡るには、道が整っている必要があります。聡明な人は、綺麗好きです。

    PCもiPhoneも、メモリが溜まっていると動作が鈍くなる。
    頭も心も同じです。

    自分の幅を広げる

    本を読む、勉強をする

    冒頭で、「ただ勉強するだけでは、聡明な人とはいえません」と書きましたが、もちろん勉強することも、本を読むことも、とても大事です。

    本を読んだり勉強をする事で、単純に知識や話題が増え、会話の幅が広がることはもちろんですし、本を読むことでは、コミュニケーション能力それ自体も養うことができます。本で表現される言い回しや知らない単語を覚えることで、自分の会話の引き出し(表現力)が増え、その人その人に合った表現方法を臨機応変に出し入れできるようになります。本を読み終え、あとがきや書評を読むことで、人の言っていることに対する理解力を養うこともできます。

    言葉や表現の引き出しを増やすのは、普遍的な賢さの土台となります。
    また、普段から本を読み外国語を嗜んでいる人は、
    内容をある程度知っている有名な本を外国語で読んでみましょう。
    日本語とは全く違う物語へのアプローチの仕方で、
    新鮮さを楽しむのも刺激になります。

    音楽や美術、芸術に触れる

    五感を研ぎ澄ますことで得られる心の豊かさも、聡明な人を目指すには欠かせません。心と頭は繋がっています。感覚的なものを論理的に並べ替える、ロジックを抽象的なものに置き換える、その訓練もとても大事です。

    「自分もやってみよう」という姿勢も◎。画材なら100円ショップでも十分なものが揃います。インプット・アウトプット、どちらもできる人になりましょう。

    自然に身を委ねて、心の声を訊く

    いつも心豊かで余裕のある自分であるために、自然の中で自分自身と向き合ってみることも大切です。自分の心を常に安定させていることで、他人に対しても公平さと柔軟性を持って接することが出来るようになります。

    自然の豊かな場所にお出かけしたり、よい空気を身体いっぱいに吸い込んだり、晴れた日の明るく青く澄んだ空を見上げてみてください。それだけで、日頃の疲れやネガティブな感情が自然の中に溶けて、穏やかな気持ちにしてくれるのです。

    “新しい”を恐れない

    聡明になる道すがら、一番の敵は、「怠慢」です。髪を結って気合を入れること、新しい場所、新しい活動、何にでもチャレンジしていきましょう。恐れは、幻想です。あなたが何かに対して恐れを抱くとき、それはあなたの自信のなさが原因か、本当は飛び込みたくて仕方のないものであることがほとんどです。

    新しい靴を履いて、新しい季節へ、新しい自分へ、一歩踏み出してみましょう。本当にやりたいことは何ですか?聡明な人は思考がとてもクリアで、直観力・直感力ともにとても優れている人で、人の願いも自分の内なる声にもとても敏感です。

    「聡明さ」を身につけて

    賢さ、女性らしさ、しなやかさ。魅力的な女性を表現するのに「聡明さ」に勝る透明感と知性、健やかさを宿した言葉はありません。聡明な女性を目指すならば、自分を愛し、芸術に開かれた豊かな心の土壌と知識、現実を捻じ曲げることなく捉える美しい瞳に磨きをかけていきたいものです。最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました。

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