- マウスコンピューター / G-Tune ★
デザインと高性能を両立、価格も安めで、ここ10年で急成長したメーカー。 - ドスパラ (Dospara) ◎
高性能なデスクトップを安く手に入れたいなら定番の1つ。 - 日本HP (ヒューレット・パッカード) ◎
デザイン重視の個人向けのモデルが中心。ノート 、スリムデスクトップが得意。 - DELL (デル) ○
安さで勝負。デザインや追加機能よりもコストパフォーマンス優先。 - Microsoft(マイクロソフト) ○
Windows の会社。2012 年から 2in1 モデルを販売し、急速にシェアを拡大。 - Lenovo (レノボ) △
中国のメーカーで安い。ビジネス用が中心で、堅牢さと安定性を重視。 - Apple(アップル、Mac) *
独自規格。ソフトや周辺機器は専用品が必要。デザイン等に優れるが高価。
パソコンメーカーの比較・選択アドバイス
https://pcsyosinsya.com/review_2010hikaku.html
パソコンメーカーの特徴
まずは簡潔に、各メーカーの特徴を「一行で」述べてみたいと思います。
【 パソコンショップ系 】
デザインと高性能を両立、価格も安めで、ここ10年で急成長したメーカー。ゲームにも強く、G-Tune は有名なゲーム PC のブランド。
高性能なデスクトップパソコンを安く手に入れたいなら定番の1つ。ゲーム向けパソコンのシェアはトップクラス。最新パーツへの対応も早い。
全国各地に支店があり、サポート体制に優れる。扱っているモデルが豊富。クリエイター向けや株取引用など、特定用途のパソコンに力を入れている。
倒産したかつての定番メーカーがヤマダ電機の支援で復活。規模は縮小したが、性能の割に安く、ドスパラと傾向は似ている。やや中級者向け。
【 海外メーカー系 】
デザインを重視した個人向けのモデルが中心。ノート PC が主力だが、スリムタイプのデスクトップも得意。ゲーミングモデルにも力を入れ始めた。
安さで勝負。デザインや追加機能よりもコストパフォーマンス優先。一方でゲーミングモデルの「エイリアンウェア」は高価で性能重視。
Windows の会社。2012 年からノートとタブレット兼用の 2in1 モデル「サーフェス」を販売し、急速にシェアを拡大している。学生や若手社会人に人気。
中国のメーカーで価格が安い。ビジネス用のパソコンが中心で、堅牢さと安定性を重視している。安価なミニノートにも力を入れている。
他社のパソコンとは異なる独自規格の製品。一般的な Windows パソコンとは相違点が多く、ソフトウェアや周辺機器は専用品が必要。デザインとブランドに優れるが高価。
【 国内家電メーカー系 】
近年はテレビ兼用のモニター一体型パソコンが主力。初心者サポートを重視し、パソコン自体も初心者向けに作られている。軽量ノートも得意。
NEC と同じくモニター一体型と軽量ノートを主力とするが、ビジネス用モデルにも注力。ユーザーの年齢層が高めで、それに合わせたデザインとサポートを行う。
2016 年から軽量薄型のビジネスノートを中心とし、重量級ノートは廃止。個人よりも企業向けを重視する方針にシフトした。信頼性には定評がある。
※2018年10月、東芝のパソコン事業は 鴻海 / シャープ に買収される予定です。
高性能なビジネス向けのノートパソコンの定番。携帯性やセキュリティ、壊れにくさを重視している。価格はかなり割高で、ビジネス専用と言える。
近年は企業向けの安価な製品が主力。 最新性能より信頼性重視で、古い周辺機器を流用できるといった、オフィス向けの機器をそろえる。
不振により PC 部門を売却。2014 年以降のソニーの「VAIO」は、新たに設立された子会社が運用している。
基本的に、高性能で安価なパソコンが欲しいなら「パソコンショップ系」が良いでしょう。
「海外メーカー系」も、HP や DELL は個人向けの製品をそろえています。
「国内メーカー系」は性能に対して割高ですが、初心者向けでサポートは厚いです。