普段何げなく行っている洗濯。その都度、衣服からはがれた糸くずが、マイクロプラスチックとなって川や海に流れ出ている。。。
マイクロプラスチックは、直径五ミリメートル以下の微小なプラスチックごみ。海洋汚染の原因としてペットボトルやレジ袋の破片などが知られているが、実は石油由来の合成繊維も少なくない。フリースは合成繊維のポリエステル製。洗濯ネットの糸くずはすべてマイクロプラスチックだった。 。。。
ポリエステルやナイロン、アクリルなどの合成繊維は綿やウールなどの天然繊維と違い、自然界で分解されない。燃えにくくしたり、耐久性を上げたりするためにさまざまな化学物質も添加される。これらを魚などが食べている。。。
このままの量を海へ排出し続ければ、生態系への影響も考えられる。
<環境視点>(下)フリースの洗濯から考える 合成繊維のくずが海汚す
植木創太
https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/202001/CK2020010402000172.html