厚生労働省対策推進本部クラスター対策班 東北大学大学院医学系研究科 押谷仁教授
「あの時点で、2月25日に我々がクラスター対策班に参画した時点で、もうすでに検査の目安というのは厚生労働省から出されていました。これには我々は一切関わっていません。少なくとも私は一切関わっていません。この4日間は自宅で様子を見るとかっていうことに関してですね、そういう目安が2月の17日に出ています。我々がクラスター対策班に参画する1週間以上前のことです。帰国者・接触者外来というのは、新型インフルエンザ対策として、新型インフルエンザ対策の行動計画、ガイドラインに記載されていたものです。それが今回のCOVID-19にも流用されたと。そのシステムが使われたと。これに関しても、我々は一切、クラスター対策班は関わっていません。行政検査として、肺炎が疑われる例を積極的に検査をするという通知も2月17日に出ていますが、これについても私自身は一切関わっていません」
flurry
@flurry
Apr 18, 2020
https://twitter.com/flurry/status/1251480938380292096
本日の日本感染症学会学術講演会の配信で、押谷仁氏が「厚労省が出したPCR検査の目安には、私やクラスター対策班は一切関わっていない」と言い訳 or 内部告発めいたことを連呼して、聞いていて異様な印象を受けた部分がこちらです。
[上のビデオ]
第94回日本感染症学会学術講演会 LIVE配信による開催のご案内
2020年4月14日
http://www.kansensho.or.jp/modules/news/index.php?content_id=146
会員各位
第94回日本感染症学会学術講演会では、4月18日(土曜日)にLIVE配信にて特別シンポジウムを開催いたします。
演者等詳細につきましては、大会HPをご覧ください
テーマ: COVID-19 シンポジウム―私たちの経験と英知を結集して―
日時: 2020年4月18日(土曜日) 13時25分~16時50分
参加方法: LIVE 視聴のみ(会員・非会員とも視聴可能)
視聴URL:https://youtu.be/EC4_IG4PtWk
公式ホームページ :https://www.societyinfo.jp/jaid2020/
1987年 – 東北大学医学部卒業
1987年〜1988年 – 国立仙台病院研修医
1991年〜1994年 – 国際協力事業団 (JICA) 専門家としてザンビアでウイルス学の指導を行う
1997年 – テキサス大学公衆衛生大学院卒業 、公衆衛生修士
1998年 – 新潟大学医学部公衆衛生学助手
1999年 – 同 講師
1999年8月〜2006年 – 世界保健機関 (WHO) 西太平洋地域事務局感染症対策アドバイザー
2005年9月 – 東北大学大学院医学系研究科微生物学分野教授
東京都立墨東病院や伊豆諸島の診療所での勤務を経て、自治医科大学医学部助手となり、厚生省保険局医療課に勤めたのち、世界保健機関西太平洋地域事務局事務局長(第5代)、自治医科大学地域医療学センター教授、世界保健機関執行理事、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構理事長(第2代)、世界保健総会会長などを歴任した。
1999年~2009年 – 世界保健機関西太平洋地域事務局事務局長
2006年5月 李鍾郁WHO事務局長の急死に伴い、日本政府はWHO本部事務局長選挙に候補者として尾身氏を擁立。だが、中国政府の支援を受けた香港の陳馮富珍(マーガレット・チャン)に敗れた。
東京都臨床医学総合研究所主任研究員、東京都神経科学総合研究所主任研究員、国立感染症研究所ウイルス第二部部長、国立感染症研究所副所長などを歴任した。
C型肝炎ウイルス(HCV)は、遺伝子の複製力が弱く、生体外で増殖させることができず、ワクチン開発が困難とされてきたが、脇田博士は、世界で初めて、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染性ウイルス粒子を、培養細胞で作製することに成功。これによって、HCVワクチン開発の道が拓かれた[3]。また、新型コロナウイルス感染症対策本部では新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の座長を務めた。
(sk)
押谷さんが厚生労働省の役人たちに利用されている。その感じが伝わってくる。
なんていういい加減な「目安」が出てしまったあとで参加した押谷さんのフラストレーションは大きかったに違いない。
なんといっても、発熱は新型コロナウィルス感染者の4割にしか見られないのに、「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」のせいで、あちらこちらの施設の入口で体温の検査をするなんていう状況が生まれてしまったのだから。。。