美しいと感じる

何を美しいと感じるか
キラキラ輝いたものか
渋くて落ち着いたものか
感性は人によって違い
時によっても違う

四季の移り変わりのなかで
いつが美しいと感じるか
花が咲き青葉が繁る頃か
葉が散った静けさの頃か

新しいものが持つ匂いや質感に
清らかさやすがしがしさを感じたり
年月を経たものだけが持つ深みに
余韻や味わいを感じる

誰もが豪華絢爛を好むわけもなく
誰もが風情を感じたいわけでもない

なにもないところに美を感じる人と
なにもないと不安になる人とが
生活を共にすることはできない

人の内面の美しさも一様ではない
誰かにとって美しくても
他の誰かには美しくない
それは外見も内面も同じ

男と女が一緒になるとき
美の感じ方が同じかどうかは
愛しているかや
価値観が同じかより
大事なのかもしれない

君は美しい
内面も外見も

One thought on “美しいと感じる

Leave a Reply to shinichi Cancel reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *