知ったかぶり

氷期 人間の移動
というウェブページを見つける

アフリカで誕生し、ヨーロッパ、アジアへと拡がっていた現代人の祖先は、氷期にベーリング海峡を渡り、食料となる動物を追って北米大陸へ進出しました。

と書いてある

科学の一部は もう長いあいだ
信じるか 信じないかという
宗教のようになっている
一人の人間が知る由もないことを
どこかから持ってきて
もっともらしく説明する

それは科学でもなんでもない
知ったかぶりの ひけらかし
宗教を広める宣教師のように
検証不可能なことを 正しいと言う

科学を妄信している人たちは
科学を知らない
科学を教えている人たちは
科学的でない

3 thoughts on “知ったかぶり

  1. shinichi Post author

    氷期 人間の移動
    https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005402808_00000&p=box

    10万年前にアフリカ大陸で誕生した現代人の祖先は、今から1万年前には世界中の大陸に分布を広げています。10万年前、地球は氷期でした。アフリカの人類はヨーロッパ、アジアへ急速に分布を拡大します。シベリアへ向った人間もいました。食料となるマンモスなどがいたからです。その頃は農業をせずに、野生の動植物を食べて生活していたのです。シベリアでは2万年前の人骨が発見されています。2万年から1万年前の氷期のさなか人間は動物を追いかけるように、凍りついたベーリング海峡を渡り、北米大陸に移動します。そこは、まさに人跡未踏のフロンティアで大型動物が多く生息していました。北米で発見されたマンモスの骨の中からは、槍に使われた石器が見つかっています。羊の骨で作った針も見つかっています。動物の皮を縫って、衣服やテントを作って寒さから身を守っていたのです。氷期のおわりごろ人類は五つの大陸を征服する基礎を固めたのです。

    Reply
  2. shinichi Post author

    先史時代の世界(人類の起源・移動地図・年表)

    比較ジェンダー史研究会

    https://ch-gender.jp/wp/?page_id=5378

    30/20万年前~現在 ホモ・サピエンス(唯一の現生人類)

    1)アフリカで誕生(アフリカ単一起源説)。最古の化石は、19万5000年前のものとされてきたが、下記⑤の通り、30万年前の化石が見つかった。

    2)ホモ・サピエンスの遺伝子は多様性に欠けている。それは、ある時点で個体数が激減したからだとされる(1000人以上、10000人以下と推定される)。個体数激減の理由としては、巨大噴火(7万5000年前のインドネシア・スマトラ島噴火)による気温低下などが考えられる。ホモ・サピエンスがアフリカを出た時期について確かなことはわかっていないが、およそ7万~5万年前にアラビア半島を経てユーラシア大陸に渡ったとする説が有力である。「出アフリカ」の地理的分断によって、4つの人種が生まれた。コイサン語族(アフリカ)、コーカソイド(ヨーロッパ人)、モンゴロイド(アジア~アメリカ先住民)、アボリジニ(オーストラリア先住民=4万年前にオーストラリアに渡る)である。(参考)ロイド(2012)『137億年の物語』119-123ページ。

    3)16万4000年前までには、ホモ・サピエンスは、魚貝類を集めて調理するようになり、9万年前までには、漁撈の道具を生み出していた。1万2000年前には、植物の栽培をはじめ、家畜を飼うようになって自ら食料を生産するようになった。その結果、人間をとりまく環境も、地球環境も劇的に変化していくことになる。(参考)http://humanorigins.si.edu/evidence/human-fossils/species/homo-sapiens

    Reply

Leave a Reply to shinichi Cancel reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *