夢を見る

朝のひかりのなかで
僕には 夢を見る資格がない
と 気づく

遠くから声が聞こえてくる
 資格なんていらない
 夢は見るものではない

 夢は生きるものだ
 夢を生きればいい
 ただ生きればいい

ふと前を見ると
朝のひかりは消え
風が吹いている

夢はどこかに
飛んで行ってしまった
なんの夢
どんな夢

君と夢を見る
君を夢見る

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