菜根譚

 
間時要有喫緊的心思、忙処要有悠間的趣味
 

夜深人静、独坐観心、始覚妄窮而真独露、毎於此中、得大機趣
 

恩裡由来生害、故快意時、須早回頭、敗後反成功、故払心処、莫便放手
 

3 thoughts on “菜根譚

  1. shinichi Post author

    暇なときには気を張った心持ちで、忙しいときにはゆとりを持って

    夜深く人静まる、独り座り心を観る、妄想消え真実が現れる、いつもその中から、大機趣が得られる

    いいことばかりのとき害を生じる、だからいいときこそ、頭をめぐらす
    悪いことの果てに道が開ける、だから悪いときこそ、投げ出したりしない

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  2. shinichi Post author

    菜根譚

    https://ja.wikipedia.org/wiki/菜根譚

    菜根譚は、中国古典の一つ。前集222条、後集135条からなる中国明代末期のものであり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である。別名「処世修養篇」。洪自誠(洪応明、還初道人)による随筆集。

    書名は宋の汪信民「人咬能得菜根、則百事可做(人能く菜根を咬みえば、則ち百事なすべし)」に依拠する。菜根は堅くて筋が多いので、これをよく咬みうるのは、ものの真の味わいを味わいうる人物であるということを意味する。

    『菜根譚』の版本は、洪自誠を著者とする「洪自誠本」と、洪応命を著者とする「洪応命本」の二系統がある。日本で流布したのは洪自誠本である。

    著者の洪自誠の来歴は不明である。日本に『菜根譚』をもたらした林蓀坡も、明代末期に引退して道を楽しんだ人物と述べるに留まる。一方、亀谷省軒は「洪応明、自誠は、還初道人と号す。明の万暦中の人なり」と説いた。

    内容は明末に盛んであった清言である。前集222条、後集135条の計357条から成る。前集は世間や人と交わる道を説き、後集は山林自然の趣きや退隠閑居の楽しみを説く。思想的基盤は儒教・道教・仏教を交えた三教合一の思想である。

    明治時代以降も、清言の書として人々に愛読された。

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