自分の意見をハッキリと言わずに本音と建前を使い分けたり、「おもてなし」と称して過剰なサービスで客の自由を奪ったり、「謙遜」の意味で自分の家族や会社の悪口を言ったりする。外国人からすれば、「意見が言えないのは自信がないから」「サービス提供のために監視されているようだ」「気に入らない環境に身を置き続けるのは能力不足の証」と、とにかく悪い印象ばかりが付いて回るばかりである。日本人としての美意識は、外国人から感心されるどころか、まったく違った受け止められ方をすることを理解するべきだろう。
自分の意見をハッキリと言わずに本音と建前を使い分けたり、「おもてなし」と称して過剰なサービスで客の自由を奪ったり、「謙遜」の意味で自分の家族や会社の悪口を言ったりする。外国人からすれば、「意見が言えないのは自信がないから」「サービス提供のために監視されているようだ」「気に入らない環境に身を置き続けるのは能力不足の証」と、とにかく悪い印象ばかりが付いて回るばかりである。日本人としての美意識は、外国人から感心されるどころか、まったく違った受け止められ方をすることを理解するべきだろう。
世界でバカにされる日本人 – 今すぐ知っておきたい本当のこと
by 谷本真由美
テレビ・雑誌にあふれている
バカみたいな“日本スゴイ”論は大間違い!
日本人よ、目を覚ませ――。
「外国人が“本当はどう思っているか” 教えてあげよう」
元国連職員の著者が
日本人に対する“外国人の【本当の本音】”を初めて明かす!
「日本人は自国が世界の先進国で、
世界中の人が日本にあこがれ、日本を尊敬し、
日本を見習いたいと思っていると勝手に思い込んでいるようですが、
実はそう思っているのは日本人だけです」
■外国人の本音はこちらです……
・「クールジャパン」は気味が悪い
・「お」「も」「て」「な」「し」は大迷惑
・遅くまで働くのに生産性ゼロ(笑)
・経済3流、政治6流で大丈夫?
・礼儀が表層的で付き合いにくい など
平和ボケして「恥ずかしい勘違い」をしている
日本人に新しい警鐘を鳴らし、
混迷の時代を世界的視野で生き抜くための
視点・生き方を提示する一冊――。
本当の日本再生はこの一冊から。
【にほんスゲー】はもう終わりにしよう
第1章 世界からみて――「ここが変だよ日本人! 」BEST7
第2章 世界は日本をバカにしている
第3章 日本人の「ここ」が大嫌い!
第4章 お笑い! 世界万国バカ博覧会
第5章 バカにされない日本人になる方法
ロンドン電波事情 – WirelessWireNews
谷本真由美
https://wirelesswire.jp/author/mayumi_tanimoto/
最近の起業家は気持ち悪い、そしてそもそも起業家ではない。
https://anond.hatelabo.jp/20110824130137
最近日本のスタートアップが活気づいている。学生を含め、
多くの若者が会社を立ち上げ、明日のザッカバーグの夢を見ている。
(その夢の姿は往々にして『ソーシャル・ネットワーク』そのままだ。)
だがきっとその夢は一生叶うことはない。残念ながら。
グレアムの言葉にしたがって楽天家を演じている日本人起業家の皆さんは
私に向かってこう言うだろう。「どうして君はそんなこと言うんだ?
俺たちは世界を変えるんだ。大変かもしれないがそれは不可能ではない。Facebookを見ろ。」
オーケー、オーケー、確かに起業家は世界を変える力を持つ。それはすばらしいことだ。
だがそもそもあなた方は起業家なのか?ザッカバーグなのか?
自問してみよう。残念ながら違うことに気づく筈だ。あんた方はただの”タレント”だ。
日本のスタートアップ環境は極めて特殊である。
そもそもスタートアップと言って良いのかさえ分からない。
それはこう言い表せる。
”変質的なまでの人物志向、つーかプロダクトなんてクソ食らえ!!”
日本のスタートアップ環境は、企業の評価を人物のみで行う。その人が有名であるか否かでだ。
有名人がプロダクトをリリースすれば、クソみたいなプロダクトでも盛んにRTされ、絶賛される。誰も使わないが。
一方、無名の人が素晴らしいプロダクトをリリースした場合、それはほとんどフックアップされない。
さっきRTしてた連中は、TechCrunchに取り上げられるまでは自分から面白いサービスを見つけようとしないし、
そもそも面倒くさがっている。うーん、話が見えづらいかもしれない。つまり、こういうことだ。
アメリカ「このFacebookってサイトはCoolだね。誰が作ったんだ?ザッカバーグか。すごいな。」
日本「あのザッカバーグがプロダクトリリースしたぞ!!すごい!すごい!さすがザッカバーグ!で、何てプロダクトだっけ?」
圧倒的なまでの人物本位。プロダクトは二の次。プロダクトを生み出すのが起業家なのに!!
「でも、その人物に実績があれば良いじゃないか。僕はジョブズが何か新しいことをすると聞けば
ワクワクするよ。彼はいつも素晴らしいプロダクトを生み出してきた実績がある。」
オーケー、確かにその通りだ。それは認める。僕だってiPhone5には期待している。
だが実績の面でも日本のスタートアップは何かがおかしい。例えば日本では、
”学生”というだけで起業家が評価される。まだプロダクトもリリースしていないのに!!
(そして、実際リリースされるプロダクトもだいたい・・・だ。悪いけど。)
実績評価においても日本のスタートアップ環境は”プロダクトなんてクソ食らえ”を貫いているわけだ。
涙が出るね。いやほんと。
こんな状況で今恐ろしい事態が起こっている。素晴らしいプロダクトを生み出す人よりも、
Blogで名前を売るのが得意な人のほうに注目が集まっているんだ!!彼らはBlogに時間をかけて、
”いかにも起業家でござい”というようなことをしきりに書く。読者に”この人はすごそうだし、何かやるぞ”と思わせるわけだ。
そして注目が集まった時点で起業する。あとは、さっき言った通りクソみたいなプロダクトがでて、RTされて、誰も使わず終わる。
でもカンファレンスとかに呼ばれて、”僕は起業家だ。”というどうでもいいプレゼンをする。彼らは残念ながら、
”自分を売り込んで偽装する才能”はあるが”起業家としての才能”はない。
これが、僕が日本の起業家を”タレント”と言った由縁だ。
まだ信じられない人がいるかもしれない。だが見てみろ。Twitterでは、
自分のプロダクトが流行っていないのに、自分の考え方を熱心に説いてる自称起業家がいっぱいいる。
彼らはタレントだ。当てにするな、耳を塞げ。ほらあっちにも起業家だ。
Blogでは良い事ばっか書いてるが、リリースされたプロダクトはクソだ。あれもタレントだ。
残念ながら、この状況で日本からGoogleやFacebookを生み出すことを期待するのはよした方が良い。
日本のスタートアップ環境は、薄暗い部屋でコードを書き続け、未来を作っている薄汚いギークよりも、
世間の空気に媚びへつらい、自分を偽装するのがうまいタレントを欲している。ジョブズは何で有名になった?
Macという素晴らしいプロダクトだ。ページとブリンは?Googleという素晴らしいプロダクトだ。家入一真は?
ロリポップという素晴らしいプロダクトだ。決して、人物から有名になったわけではない。今の状態が続けば、
素晴らしいプロダクトは生み出せないが起業家ぶるのが上手い人物だけがのさばることになる。
そこに渦巻くのは自己欺瞞だけだ。”世界を変える”なんていうのも、陳腐なパフォーマンスに成り下がる。
もし、この記事を呼んで状況を変えたいと思う人がいるのであれば、
代わり映えのしないBlogやTwitterをたたんで、雑音を閉ざし、
自分からプロダクトをフックアップしていってほしい。
そのプロダクトを誰がやっているのかは関係ない。ただただ素晴らしければ、
力になってあげれば良いんだ。プロダクトのみが自己表現。そんな人だけを見つけよう。
PS.
この記事を読んだ”優秀なタレント”の皆さんは、その能力をフルに生かして、
上手く”自分はタレントでなく、起業家だ”と偽装することに成功するだろう。
今からでも想像できる。例えば、「僕はこうならないように気をつけている。毎日。RT…」
みたいな感じでだ。クソ食らえだ。文を書くのを辞めろ。プロダクトだけで自分を語れ。
上原→すごい
↓
上原→日本人
↓
日本人→すごい
↓
俺→日本人
↓
俺→すごい ←この思考が気持ち悪い
他のすべての条件が等しければ、人は自分と同じ性別、同じ文化、同じ地方の人を応援する…… その人が証明したいと思っているのは、自分が他の人より優っているということなのである。応援する相手が誰であれ、その相手は自分の代理になる。そして、その人が勝つということは自分が勝つことと同じなのである。
。。。と、Isaac Asimov が言ったと、あちらこちらの日本語のサイトに書いてある。
誰かが書いて、それをみんながコピーしたに違いない。