詫、詑、侘、佗

 
「詑」は
ある時は
「あざむく=元の意味」、
ある時は
「詫(わび)る」と同じ用法になる
不定性字。
 
 
 
「佗」は
ある時は
「にな(う)=元の意味」や
「ほか」、
ある時は
「侘(わび)」と同じ用法になる
不定性字。
 
 
「お詫び」は大多数の人が「お詑び」と書き、間もなく「お詑び」が常用となるはずであった。
ワープロの登場で、せっかく長い歴史の中で培ってきた「お詑び」の書字法が一気に消え去った。

2 thoughts on “詫、詑、侘、佗

  1. shinichi Post author

    「詑」はある時は「あざむく(元の意味)」、ある時は「詫(わびる)」と同じ用法になる不定性字。

    by 拾萬字鏡

    https://twitter.com/jumanjikyo/status/1085838803669929984

    もちろん後者の用法は「詑」と「詫」の文字の形がよく似ているために起ったもので誤用に見える。しかし古来より它と宅は混乱がおこっていて前例も多い。そうするともはや誤用とは呼べなくなる。ちなみに「詫」を「詑」とするのは日本だけではなく中国でも起こっている。

    Reply

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