AIと人権

「NECグループ AIと人権に関するポリシー」と
その実践に向けた取り組み
を読んだ
関連したページ
も読んで思った
NEC は素晴らしい と
そして思った
NEC はヒポクリットだ と

AI とはなにかとか
社会への AI の影響ということを
よくわかっている NEC という会社が
AI と人権という問題に取り組み
ウェブページに AIと人権に関するポリシー や
実践に向けた取り組み を発表するのは
とても素晴らしいと思う
NEC のイメージアップになるだけでなく
他の会社へのいい影響もあるし
いいことずくめのように思われる
そう
NEC は素晴らしい

でも NEC は大きな会社だから
担当している部署が なにか を書いていても
全社でそれがどれだけ尊重されているかというと
「?」だ
顔認証ひとつとっても
プライバシーを侵害しない顔認証システムなんて
ありえないわけだし
パーソナルデータの利用や活用も
人権を侵害しないパーソナルデータの利用や活用は
ありえない
だとすると
このポリシーや取り組みは
いったいなんなのかということになる
そんなことは言わずにひたすら前に進んでいる
ファーウェイのほうが
すっきりしていてよっぽどいいじゃないか
そう
NEC はヒポクリットだ

AI も確かに問題だけど
IoT となるともっと問題で
カメラやセンサーがありとあらゆるところにあって
その数が人の数よりはるかに多いという現実の前では
IoT と人権ということは
もう誰も話すことができない

ブロックチェーンはもっと問題で
誰が いつ どこにいたのかが すべて記録されていて
わかってしまうという現状の前で
ブロックチェーンと人権ということはは
もう誰も話せない

ビッグデータと人権を話すこととなると
もうそんなことを考える人もいない
これはかなり危ない状況だ

NEC のデジタルトラスト推進本部で
「NECグループ AIと人権に関するポリシー」と
その実践に向けた取り組み
を書いた人たちは
どれだけ真剣なのだろう
本気なのだろうか
NEC の最先端の技術者から
10年は遅れている感じの文章を書いた人たちは
いったいなにを思っているのか

One thought on “AIと人権

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *