嘘/偽り
[共通する意味]
本当でないこと。事実と異なること。
[使い方]
〔嘘〕▽うそで固めた身の上話▽彼のいったことはうそだ▽まっ赤なうそ▽うそつき
〔偽り〕▽結婚の約束は偽りではなかった
[使い分け]
【1】「嘘」は、本当ではないことを知っていて、だますためにそれを告げること。最も一般的に用いられる。また、「昨夜の雨がうそのような青空」のように、真実でないこと一般についても用いられる。[英]a lie
【2】「偽り」は、事実を意図的に改変したものをいう。多く、書き言葉で用いられる。[英]a falsehood
【3】「嘘」「偽り」は、「うそいつわりは申しません」のように、対でも用いられ、意味が強調される。
(sk)
偽の反対は真
偽りの反対は真実
嘘の反対は 。。。
「本当のことを知っていて、騙すために本当ではないことを告げること」の反対だから、
「本当のことを知っていて、騙すことのないよう、本当のことを告げること」だろうか。
では、以下のようなのは、どうなるか?
「本当のことを知っていて、騙すために、本当のことを告げること」
相手がこちらを疑っているのを知っていて、わざと本当のことを言って騙す。。。
「本当のことを知っていて、騙すためではなく、本当ではないことを告げること」
本当ではないことを言うのが、本当の親切なのです。。。って。。。
「本当のことを知らないで、騙すために、本当ではないことを告げること」
なんにもわからないけれど、とにかく騙してしまえ、えいっ。。。
「本当のことを知らないで、騙すためではなく、本当ではないことを告げること」
なんにもわからないけれど、とにかくなにか言わないと。。。どっ、どうしよう。。。
。。。
「うそいつわりはございません」と言えば、間違いなく嘘だと思われる。
「いえ、ほんとうなんです。信じてください」と警察で言えば、間違いなく送検される。
本当にどうしたらいいのか。。。
で、「嘘」の反対は?
「偽りの真実」の反対は?
「やってもいないことを、やったと言わされた」のは、嘘をついたことになる。。。
。。。