Category Archives: poem

北川悦吏子

僕は遅いかもしれない。だけど走ろうと思う。 僕は寂しがりやかもしれない。だけど隠そうと思う。 僕は負けるかもしれない。だけど闘おうと思う。 僕は愛されないかもしれない。だけど愛そうと思う。 僕は弱虫かもしれない。だけど強くなろうと思う。 僕は君が望むような僕じゃないかもしれない。 でも、だけど…君の心の灯が消えそうなときは、そっと手をかざそう。 いつまでもかざそう。

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吉野弘

正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気付いているほうがいい 立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張には 色目を使わず ゆったり ゆたかに 光を浴びているほうがいい 健康で 風に吹かれながら 生きていることのなつかしさに ふと 胸が熱くなる そんな日があってもいい そして なぜ胸が熱くなるのか 黙っていても 二人にはわかるのであってほしい

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田口久人

女性にとって会話は心のやりとりだが 男性にとって会話は情報のやりとり 女性は考えがまとまらないから話し 男性は考えがまとまったら話す 女性はすべて聞きたいと思うが 男性はすべて話す必要はないと思う 女性は悩みを聞いて欲しいだけなのに 男性は悩みを解決しようとする 女性は言わなくてもわかって欲しいのに 男性は何も言われなければ大丈夫だと思う だからいつまでも男女はすれ違う

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吉野弘

母は 舟の一族だろうか。 こころもち傾いているのは どんな荷物を 積みすぎているせいか。 幸いの中の人知れぬ辛さ そして時に 辛さを忘れている幸い。 何が満たされて幸いになり 何が足らなくて辛いのか。 舞という字は 無に似ている。 舞の織りなすくさぐさの仮象 刻々 無のなかに流れ去り しかし 幻を置いてゆく。 ――かさねて 舞という字は 無に似ている。 舞の姿の多様な変幻 その内側に保たれる軽やかな無心 舞と同じ動きの。 器の中の 哭。 割れる器の嘆声か 人という字の器のもろさを 哭く声か。

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Francis Jammes

Lorsque je serai mort, toi qui as des yeux bleus couleur de ces petits coléoptères bleu de feu des eaux, petite jeune fille que j’ai bien aimée et qui as l’air d’un iris dans les fleurs animées, tu viendras me prendre doucement par la main. Tu me mèneras sur ce petit chemin. Tu ne seras pas nue, mais, ô ma rose, ton col chaste fleurira dans ton corsage mauve. Nous ne nous baiserons même pas au front. Mais, la main dans la main, le long des fraîches ronces où la grise araignée file des arcs-en-ciel, nous ferons un silence aussi doux que du miel ; et, par moment, quand tu … Continue reading

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寺山修司

なみだは にんげんのつくることのできる 一ばん小さな 海です

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寺山修司

かなしくなったときは 海を見にゆく 古本屋のかえりも 海を見にゆく あなたが病気なら 海を見にゆく こころ貧しい朝も 海を見にゆく ああ 海よ 大きな肩とひろい胸よ どんなつらい朝も どんなむごい夜も いつかは終る 人生はいつか終るが 海だけは終らないのだ かなしくなったときは 海を見にゆく 一人ぼっちの夜も 海を見にゆく

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Simon & Garfunkel

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Alberto Caeiro (Fernando Pessoa)

I don’t bother with rhyme. Rarely Are two trees the same, one beside the other. I think and write like flowers have color But with less perfection in my way of expressing myself Because I lack the divine simplicity Of wholly being only my exterior. I see and I’m moved, Moved the way water runs when the ground is sloping And what I write is as natural as the rising wind…

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Alberto Caeiro (Fernando Pessoa)

I saw that there is no Nature, That Nature doesn’t exist, That there are hills, valleys, plains, That there are trees, flowers, weeds, That there are rivers and stones, But there is not a whole these belong to, That a real and true wholeness Is a sickness of our ideas. Nature is parts without a whole.

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Alberto Caeiro (Fernando Pessoa)

What we see of things is things. Why would we see one thing as being another? Why is it that seeing and hearing would deceive us If seeing and hearing are seeing and hearing? The main thing is knowing how to see, To know how to see without thinking, To know how to see when you see, And not think when you see Or see when you think. But this (poor us carrying a clothed soul!), This takes deep study, A learning to unlearn And sequestration in freedom from that convent Where the poets say the stars are the eternal brothers, And flowers are penitent nuns who only live a … Continue reading

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橋本夢道

うごけば、寒い

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種田山頭火

この道しかない春の雪ふる

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Fernando Pessoa

My gaze is clear as a sunflower. It is my habit to walk along the roads Looking right and left, And from time to time looking back… And what I see at any moment Is something that I have never seen before, And I can notice very well… I can know the essential wonder A child knows if at birth It noticed it was actually being born… I feel myself born at any moment To the eternal newness of the World… I believe in the world like a marigold, Because I see it. But I don’t think about it Because to think is to not understand… The world was not … Continue reading

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フェルナンド・ペソア

もうずいぶんまえから、私は私ではない。

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Fernando Pessoa

Não sou nada. Nunca serei nada. Não posso querer ser nada. À parte isso, tenho em mim todos os sonhos do mundo.

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Fernando Pessoa

Come sit by my side Lydia, on the bank of the river. Calmly let us watch it flowing and learn That life is passing, and we are not holding hands.           (Let us hold hands.) Let us stop holding hands, for it is not worth tiring ourselves. Whether we enjoy or not, we pass with the river. Better to know how to pass silently           And without great disquiet. Let us love calmly, thinking that we could, If we would, exchange kisses and embraces and caresses, But that it is better to sit beside each other           Hearing … Continue reading

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忌野清志郎

今までして来た悪い事だけで 僕が明日有名になっても どうって事ないぜ まるで気にしない 君が僕を知ってる

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山田ひろし

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宇治拾遺物語

今は昔、大隈守なる人、国の政をしたため行ひ給ふ間、郡司のしどけなかりければ、 「召しにやりて戒めむ。」 と言ひて、さきざきのやうに、しどけなきことありけるには、罪に任せて、重く軽く戒むることありければ、一度にあらず、たびたびしどけなきことあれば、重く戒めむとて、召すなりけり。 「ここに召して、率て参りたり。」 と、人の申しければ、さきざきするやうにし伏せて、尻、頭にのぼりゐたる人、しもとをまうけて、打つべき人まうけて、さきに人二人引き張りて、出で来たるを見れば、頭は黒髪も交じらず、いと白く、年老いたり。 見るに、打ぜむこといとほしくおぼえければ、何事につけてかこれを許さむと思ふに、事つくべきことなし。過ちどもを片端より問ふに、ただ老ひを高家にていらへをる。いかにしてこれを許さむと思ひて、 「おのれはいみじき盗人かな。歌は詠みてむや。」 と言へば、 「はかばかしからずさぶらへども、詠みさぶらひなむ。」 と申しければ、 「さらばつかまつれ。」 と言はれて、ほどもなく、わななき声にてうち出だす。 年を経て頭の雪は積もれどもしもと見るにぞ身は冷えにける と言ひければ、いみじうあはれがりて、感じて許しけり。人はいかにも情けはあるべし。

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金子みすゞ

このうらまちの ぬかるみに、 青いお空が ありました。 とおく、とおく、 うつくしく、 すんだお空が ありました。 このうらまちの ぬかるみは、 深いお空で ありました。

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若松英輔

詩はこの世界に深みのあることを教えてくれます。彼方の世界に触れたとき、それはこころの奥に眠る古い記憶を呼び覚まし、懐かしさと深い哀愁を感じさせます。詩とは、過ぎ去るものを言葉という舟で永遠の世界へ運ぼうとすることだ、といえるかもしれません。

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Emily Dickinson

There is a solitude of space A solitude of sea A solitude of death, but these Society shall be Compared with that profounder site That polar privacy A soul admitted to itself — Finite Infinity.

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足利義政

くやしくぞ過ぎしうき世を今日ぞ思ふ心くまなき月をながめて 板間もる月こそ夜の主なれ荒れにしままの露のふるさと

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柿本人麻呂

雷神 小動 刺雲 雨零耶 君将留 (鳴る神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ)      雷神 小動 雖不零 吾将留 妹留者 (鳴る神の 少し響みて 降らずとも 吾は留まらむ 妹し留めば)

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Hornet La Frappe

Tu veux mon bien ? Y’a pas de souçay, j’veux pas mon bien, trop souvent sous sky J’ai fait du mal à petit cœur fragile, je suis très calme mais quand j’parle j’agis Enfermé tu penses à ta sortie, fuck la gamelle, cuisine des tajines Toute la cité, derrière ma carrière, faut pas que je me loupe, pas de marche arrière Pas besoin de marabout pour voir les bâtards qui veulent me mettre que des barrières On s’sert les coudes, personne inquiété, je vais niquer un rappeur pour finir en TT Gramme de peu-fra dans ton néné, comme Ninho je vais te faire danser nae nae J’veux être légendaire, pas … Continue reading

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秋田ひろむ

どっかで諦めていて 無表情に生きている あまりに空っぽすぎて 途方に暮れちまうな 彼女が帰って来るまでに 言い訳を急いで思案する 何やってんだってしらけて どうでもいいやって居直る そうだこの感じ 今まで何度もあった 大事なところで僕は 何度も逃げ出したんだ

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秋田ひろむ

僕が死のうと思ったのは 心が空っぽになったから 満たされないと泣いているのは きっと満たされたいと願うから 僕が死のうと思ったのは 冷たい人と言われたから 愛されたいと泣いているのは 人の温もりを知ってしまったから 僕が死のうと思ったのは あなたが綺麗に笑うから 死ぬことばかり考えてしまうのは きっと生きる事に真面目すぎるから 僕が死のうと思ったのは まだあなたに出会ってなかったから あなたのような人が生まれた 世界を少し好きになったよ あなたのような人が生きてる 世界に少し期待するよ

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奄美民謡

他の島の人と縁 結んじゃいけないよ 他の島の人と縁 結んでしまえば 落とすはずのない涙 落とすことになるよ

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和泉式部

つれづれと空ぞ見らるる思ふ人あまくだりこむものならなくに あらざらむこの世のほかの思ひいでに今ひとたびの逢ふこともがな

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小野小町

恋ひわびぬしばしも寝ばや夢のうちに見ゆれば逢ひぬ見ねば忘れぬ 思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを

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Satomi

ひさしぶりに生まれた 心の奥の方で 静かにそっと燃える この気持ちはきっと 片想い

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Satomi

言ノ葉は月のしずくの恋文 哀しみは泡沫の夢幻 匂艶は愛をささやく吐息 戦災う声は蝉時雨の風 時間の果てで冷めゆく愛の温度 過ぎし儚き思い出を照らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと今、願いになる  哀しみを月のしずくが今日もまた濡らしてゆく 下弦の月が浮かぶ 鏡のような水面 世に咲き誇った万葉の花は移りにけりな 哀しみで人の心を染めゆく 「恋しい…」と詠む言ノ葉は そっと 今、天つ彼方 哀しみを月のしずくが今日もまた濡らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと今、願いになる 哀しみを月のしずくが今日もまた濡らしてゆく 下弦の月が謡う 永遠に続く愛を…

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源俊高

おのづから来る人あらばもろともにながめまほしき山櫻かな

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萩原朔太郎

ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背廣をきて きままなる旅にいでてみん。 汽車が山道をゆくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことをおもはむ 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづる心まかせに。

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足利義政

憂き世ぞとなべて云へども治めえぬ我が身ひとつに猶嘆くかな 置きまよふ野原の露にみだれあひて尾花が袖も萩が花摺り わが庵は月待山のふもとにてかたむく月のかげをしぞ思ふ 見し花の色を残して白妙の衣うつなり夕がほのやど さやかなる影はそのよの形見かはよしただくもれ袖の上の月 今日はまた咲き残りけり古里のあすか盛りの秋萩の花 わが思ひ神さぶるまでつつみこしそのかひなくて老いにけるかな 今日はまづ思ふばかりの色みせて心の奧をいひはつくさじ 春来ぬとふりさけみれば天の原あかねさし出づる光かすめり こぎわかれゆけばかなしき志賀の浦やわが古郷にあらぬ都も つらきかな曽我の河原にかるかやの束の間もなく思ひみだれて

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藤原実方, 足利義政

かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆるおもひを  (藤原実方) かくとだに まづゐゝよらん 傳もがな こゝろの底に むせぶおもひを  (足利義政) おもひのみ ますだの池の つゝみかね こゝろの水ぞ 袖にながるゝ (足利義政)

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石牟礼道子

     花を奉る 石牟礼道子          春風萌すといえども われら人類の劫塵いまや累なりて 三界いわん方なく昏し まなこを沈めてわずかに日々を忍ぶに なにに誘わるるにや 虚空はるかに 一連の花 まさに咲かんとするを聴く ひとひらの花弁 彼方に身じろぐを まぼろしの如くに視れば 常世なる仄明かりを 花その懐に抱けり 常世の仄明かりとは あかつきの蓮沼にゆるる蕾のごとくして 世々の悲願をあらわせり かの一輪を拝受して 寄る辺なき今日の魂に奉らんとす 花や何 ひとそれぞれの 涙のしずくに洗われて咲きいずるなり 花やまた何 亡き人を偲ぶよすがを探さんとするに 声に出せぬ胸底の想いあり そをとりて花となし み灯りにせんとや願う 灯らんとして消ゆる言の葉といえども いずれ冥途の風の中にて おのおのひとりゆくときの 花あかりなるを この世のえにしといい 無縁ともいう その境界にありて ただ夢のごとくなるも 花 かえりみれば まなうらにあるものたちの御形 かりそめの姿なれども おろそかならず ゆえにわれら この空しきを礼拝す 然して空しとは云わず 現世はいよいよ地獄とやいわん 虚無とやいわん ただ滅亡の世せまるを待つのみか ここにおいて われらなお 地上にひらく 一輪の花の力を念じて合掌す

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大高ひさお

涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け あなたも私も 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服

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浅草燈籠会

私はあなたの充電器 あなたは私の乳酸菌

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中島みゆき

何かの足しにもなれずに生きて 何にもなれずに消えて行く 僕がいることを喜ぶ人が どこかにいてほしい 石よ樹よ水よ ささやかな者たちよ 僕と生きてくれ たやすく涙を流せるならば たやすく痛みもわかるだろう けれども人には 笑顔のままで泣いてる時もある 石よ樹よ水よ 僕よりも 誰も傷つけぬ者たちよ

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坂本冬美, 中島みゆき

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Sam Levenson

For attractive lips, speak words of kindness. For lovely eyes, seek out the good in people. For a slim figure, share your food with the hungry. For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day. For poise, walk with the knowledge you’ll never walk alone.

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堀口大学

そして今、こころに生きる ふる里越は北国・・・。 北国の弥生は四月、そして今 四月になって、梅桜桃李 あとさきのけじめもなしに 時を得て、咲きかおり・・・。 そして今、遠山まみに霞たち 蒲原の広野の果ての国つ神 弥彦山、むらさき裾濃 神さびまして鎮もれば・・・。 そして今、信濃川 雪解水集めて百里 嵩まさり 西ひがし岸べをひたし 滔々と濁水はこぶ 逆巻いて そして今、こころに生きる ふる里の越の四月・・・。

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式子内親王

たのむかなまだ見ぬ人の思ひ寝のほのかに慣るる宵々の夢 忘れてはうち嘆かるる夕べかな我のみ知りて過ぐる月日を あはれとも言はざらめやと思ひつつ我のみ知りし世を恋ふるかな しるべせよ跡なき波に漕ぐ舟のゆくへも知らぬ八重の潮風 夢にても見ゆらむものを嘆きつつうちぬる宵の袖のけしきは 玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることの弱りもぞする

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Langston Hughes

The instructor said, Go home and write a page tonight. And let that page come out of you— Then, it will be true. I wonder if it’s that simple? I am twenty-two, colored, born in Winston-Salem. I went to school there, then Durham, then here to this college on the hill above Harlem. I am the only colored student in my class. ** It’s not easy to know what is true for you or me at twenty-two, my age. But I guess I’m what I feel and see and hear, Harlem, I hear you: hear you, hear me—we two—you, me, talk on this page. (I hear New York, too.) Me—who? … Continue reading

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Freddie Mercury

I was born to love you with every single beat of my heart Yes, I was born to take care of you, every single day I was born to love you with every single beat of my heart Yes, I was born to take care of you every single day of my life You are the one for me, I am the man for you You were made for me, you’re my ecstasy If I was given every opportunity I’d kill for your love So take a chance with me, let me romance with you I’m caught in a dream and my dream’s come true So hard to believe this … Continue reading

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寺山修司

なみだは にんげんのつくることのできる 一ばん小さな 海です

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Michael Wood

I have seen it over and over, the same sea, the same, slightly, indifferently swinging above the stones, icily free above the stones, above the stones and then the world. If you should dip your hand in, your wrist would ache immediately, your bones would begin to ache and your hand would burn as if the water were a transmutation of fire that feeds on stones and burns with a dark gray flame. If you tasted it, it would first taste bitter, then briny, then surely burn your tongue. It is like what we imagine knowledge to be: dark, salt, clear, moving, utterly free, drawn from the cold hard mouth … Continue reading

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石牟礼道子

崖の下に 野ざらしになっていた これはなつかしい わたくしさまの しゃれこうべ ふたつのまなこの 穴ぼこと 口のしるしの 穴ぼこと Under the cliff, weatherbeaten is my dear long-lost skull with two holes for eyes and evidence of a hole for the mouth 花が天から 音のミキサァにかかって 幽かに 匂います Flowers in the air among the sound of mixers give off a faint fragrance 空にはジドウシャの音がいっぱい ブルドーザァの音がいっぱい 鉄の爪で吊りあげる匂いが 胸苦しい 無数の首たちの いまわの声は 聞きとれなかった 首たちも爆発してしまったから The sky is filled with the sound of cars and the sound of bulldozers The smell of suspended iron claws suffocate me I couldn’t catch the last remaining voice of the countless heads Because the heads were blown to smithereens 聞こえない風の中を 赤んぼたちの ほぞの緒が ゆらゆら降りてくる The bellybutton ties of babies flutter in the indecipherable wind 天が下の 大静寂 迦陵頻伽の喉が からから です なにか飲みものは ないかしら ありました ありました … Continue reading

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Евгений Евтушенко

Людей неинтересных в мире нет. Их судьбы—как истории планет. У каждой всё особое, свое, и нет планет, похожих на нее. А если кто-то незаметно жил и с этой незаметностью дружил, он интересен был среди людей самой неинтерестностью своей. У каждого—свой тайный личный мир. Есть в мире этом самый лучший миг. Есть в мире этом самый страшный час, но это всё неведомо для нас. И если умирает человек, с ним умирает первый его снег, и первый поцелуй, и первый бой… Всё это забирает он с собой. Да, остаются книги и мосты, машины и художников холсты, да, многому остаться суждено, но что-то ведь уходит всё равно. Таков закон безжалостной игры. Не люди … Continue reading

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寺山修司

地球儀を見ながら私は「偉大な思想などにはならなくともいいから、偉大な質問になりたい」と思っていたのである。 人生はただ一問の質問にすぎぬと書けば二月のかもめ

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寺山修司

海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり

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茨木のり子

もはや できあいの思想には倚りかかりたくない もはや できあいの宗教には倚りかかりたくない もはや できあいの学問には倚りかかりたくない もはや いかなる権威にも倚りかかりたくはない ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて なに不都合のことやある 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ

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湯浅ちひろ

世界は私とそれ以外でできている 皮膚 私とそれ以外の境界線であった 内側にあるはずの精神は外側に逃げていった 勝手に迷い込んだ 身体と脳 ハードウェアとソフトウェア あるものとないもの あるはずのものはなかった ないはずのものがある 取り除いてみたら、それ以外が残った 宇宙の作り方 ダークマターとそれ以外 私が死んだら世界が死んだ それでも、世界は私とそれ以外でできていた

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Khalīl Gibrān

Love one another, but make not a bond of love: Let it rather be a moving sea between the shores of your souls. Fill each other’s cup but drink not from one cup. Give one another of your bread but eat not from the same loaf Sing and dance together and be joyous, but let each one of you be alone, Even as the strings of a lute are alone though they quiver with the same music. Give your hearts, but not into each other’s keeping. For only the hand of Life can contain your hearts. And stand together yet not too near together: For the pillars of the temple … Continue reading

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吉野弘

生命は 自分自身だけでは完結できないように つくられているらしい 花も めしべとおしべが揃っているだけでは 不充分で 虫や風が訪れて めしべとおしべを仲立ちする 生命は その中に欠如を抱き それを他者から満たしてもらうのだ 世界は多分 他者の総和 しかし 互いに 欠如を満たすなどとは 知りもせず 知らされもせず ばらまかれている者同士 無関心でいられる間柄 ときに うとましく思うことさえも許されている間柄 そのように 世界がゆるやかに構成されているのは なぜ? 花が咲いている すぐ近くまで 虻の姿をした他者が 光をまとって飛んできている 私も あるとき 誰かのための虻だったろう あなたも あるとき 私のための風だったかもしれない

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Paul Eluard

Sur mes cahiers d’écolier Sur mon pupitre et les arbres Sur le sable de neige J’écris ton nom … Et par le pouvoir d’un mot Je recommence ma vie Je suis né pour te connaître Pour te nommer

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Charles Baudelaire

A une passante   La rue assourdissante autour de moi hurlait. Longue, mince, en grand deuil, douleur majestueuse, Une femme passa, d’une main fastueuse Soulevant, balançant le feston et l’ourlet ;   Agile et noble, avec sa jambe de statue. Moi, je buvais, crispé comme un extravagant, Dans son oeil, ciel livide où germe l’ouragan, La douceur qui fascine et le plaisir qui tue.   Un éclair… puis la nuit ! – Fugitive beauté Dont le regard m’a fait soudainement renaître, Ne te verrai-je plus que dans l’éternité ?   Ailleurs, bien loin d’ici ! trop tard ! jamais peut-être ! Car j’ignore où tu fuis, tu ne sais où … Continue reading

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Melanie Safka

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茨木のり子

わたしが一番きれいだったとき わたしの国は戦争で負けた わたしが一番きれいだったとき わたしはとてもふしあわせ わたしはとてもとんちんかん わたしはめっぽうさびしかった

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坂村真民

一木のある限り 一草のある限り 宇宙のいのちは そこに注がれ 愛には 終わりがない

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William Blake

In seed time learn, in harvest teach, in winter enjoy. Drive your cart and your plow over the bones of the dead. The road of excess leads to the palace of wisdom. Prudence is a rich ugly old maid courted by Incapacity. He who desires but acts not, breeds pestilence. The cut worm forgives the plow. Dip him in the river who loves water. A fool sees not the same tree that a wise man sees. He whose face gives no light, shall never become a star. Eternity is in love with the productions of time. The busy bee has no time for sorrow. The hours of folly are measur’d … Continue reading

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笠女郎

わが屋戸の夕影草の白露の消ぬがにもとな念ほゆるかも

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Nancy Wood

Today is a very good day to die. Every living thing is in harmony with me. Every voice sings a chorus within me. All beauty has come to rest in my eyes. All bad thoughts have departed from me. Today is a very good day to die. My land is peaceful around me. My fields have been turned for the last time. My house is filled with laughter. My children have come home. Yes, today is a very good day to die.

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川崎洋

向きあうもの として は 海 これまで 信じなかったもの と 不意に回路がつながる ことが あるやも知れぬ 海 海と 思いつづけることが ぼくにとっての 海 だ 両頬に戸をたてられて 海だけを見ている馬 だが 夢に 海が流れ入る ことは ない たぶん 水面の高さが同じだからだろう 死ぬまぎわ 思い浮かべるものは 非常に 海に近いものに違いない

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茨木のり子

車がない ワープロがない ビデオデッキがない ファックスがない パソコン インターネット 見たこともない けれど格別支障もない    そんなに情報集めてどうするの    そんなに急いで何をするの    頭はからっぽのまま すぐに古びるがらくたは 我が山門に入るを許さず     (山門だって 木戸しかないのに) はたから見れば嘲笑の時代おくれ けれど進んで選び取った時代おくれ          もっともっと遅れたい 電話ひとつだって おそるべき文明の利器で ありがたがっているうちに 盗聴も自由とか 便利なものはたいてい不快な副作用をともなう 川のまんなかに小舟を浮かべ 江戸時代のように密談しなければならない日がくるのかも 旧式の黒いダイヤルを ゆっくり廻していると 相手は出ない むなしく呼び出し音の鳴るあいだ ふっと 行ったこともない シッキムやブータンの子らの 襟足の匂いが風に乗って漂ってくる どてらのような民族衣装 陽なたくさい枯草の匂い 何が起ころうと生き残れるのはあなたたち まっとうとも思わずに まっとうに生きているひとびとよ

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Madisen Kuhn

who are you, really?   you are not a name or a height, or a weight or a gender you are not an age and you are not where you are from   you are your favorite books and the songs stuck in your head you are your thoughts and what you eat for breakfast on saturday mornings   you are a thousand things but everyone chooses to see the million things you are not   you are not where you are from you are where you’re going and i’d like to go there too

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一休宗純, 富士正晴

森公乗輿   鸞輿盲女屡春遊   鬱鬱胸襟好慰愁   遮莫衆生之軽賤   愛看森也美風流   美しい車にのって 盲女しばしば春遊び 鬱したる気分にはいい 愁いが慰む どうでもいいよ 人々が下にみるとも わが愛し看る森よ はんなりしてるよ 美人陰有水仙花香   楚台応望更応攀   半夜玉床愁夢顔   花綻一茎梅樹下   凌波仙子遶腰間   女体視るべし のぼるべし 夜半のベッド 人恋し気な顔がある 花はほころぶ一茎 梅樹の下に 水仙は腰の間をめぐるなり 九月朔森侍者借紙衣村僧禦寒。 瀟洒可愛。作偈言之。   良霄風月乱心頭   何奈相思身上秋   秋霧朝雲独瀟洒   野僧紙袖也風流         ああええなあ むらむらするわ どないしよう 思い合うてる仲じゃけど なんとまあ おまえばかりが瀟洒じゃな わしの紙衣も 見栄えがしたわ あほらしくてこんな風に反訳するより仕方がない。良霄風月も、 秋霧朝雲も、つまりは森へのほめ言葉にすぎぬ。

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Анна Ахматова

После ветра и мороза было Любо мне погреться у огня. Там за сердцем я не уследила, И его украли у меня.   Новогодний праздник длится пышно, Влажны стебли новогодних роз, А в груди моей уже не слышно Трепетания стрекоз.   Ах! не трудно угадать мне вора, Я его узнала по глазам. Только страшно так, что скоро, скоро Он вернет свою добычу сам.

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井上靖

   

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ανεμώλια, Οδυσσέας Ελύτης

Ό,τι αγαπώ γεννιέται αδιάκοπα. Ό,τι αγαπώ βρίσκεται στην αρχή του πάντα. Οδυσσέας Ελύτης

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ανεμώλια, Γιώργος Σαραντάρης

Η καρδιά μας είναι ένα κύμα που δεν σπάει στην ακρογιαλιά. Ποιος μαντεύει τη θάλασσα, απ’ όπου βγαίνει η καρδιά μας; Αλλά είναι η καρδιά μας ένα κύμα μυστικό, χωρίς αφρό. Βουβά πιάνει μια στεριά. Και αθόρυβα σκαλίζει το ανάγλυφο ενός πόθου, που δεν ξέρει απογοήτευση και αγνοεί την ησυχία.   Γ. Σαραντάρης

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Aniri

          Пусть в окошко постучится в полночь добрый Новый год всем мечтам поможет сбыться Счастье, радость принесёт!

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管啓次郎

水はどこまでめぐるのだろう、水はいつまであるのだろう。そもそも、いつどうして、地球には水ができたのか。なんの答えも知らぬまま、水をたどっていつも歩いている、走っている。流れる水のかたわらで、ぼくの体にも水が流れている。

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紫式部, 土佐光吉, 千野香織

「朧月夜に似るものぞなき」と、うち誦じて、こなたざまには来るものか。いとうれしくて、ふと袖をとらへ給ふ。女、「あな、むくつけ。こは誰そ」とのたまへど、「何かうとましき」とて、 深き夜のあはれを知るも入る月のおぼろげならぬ契りとぞ思ふ 以上のように見てくると、「花宴」を表す一枚のこの絵は、複数の時点、複数の場面からモチーフを寄せ集め、それらをバランスよく一つの構図のうちにまとめて、創り上げられたものだということがわかるであろう。この絵は、確かに一見すると、二人が恋に落ちる直前の瞬間をあざやかに切り取ってみせたかのような印象を与える。しかし、そのように見えてしまうのは、絵師の創意工夫がまさしく成功しているためであって、一つ一つのモチーフの意味を詳しく検討していくと、この小さな画面のなかに、時間の相が複雑に入り組んでいることが理解されるのである。

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王翰

葡萄美酒夜光杯 欲飲琵琶馬上催 酔臥沙場君莫笑 古来征戦幾人回

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Владимир Маяковский

Для веселия         планета наша                 мало оборудована. Надо         вырвать                 радость                         у грядущих дней. В этой жизни                 помереть                         не трудно. Сделать жизнь                 значительно трудней.

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Rainer Maria Rilke

Sein Blick ist von Vorübergehen der Stäbe so müd geworden, daß er nichts mehr hält. Ihm ist, als ob es tausend Stäbe gäbe und hinter tausend Stäben keine Welt. Der weiche Gang geschmeidig starker Schritte, der sich im allerkleinsten Kreise dreht, ist wie ein Tanz von Kraft um eine Mitte, in der betäubt ein großer Wille steht. Nur manchmal schiebt der Vorhang der Pupille sich lautlos auf—. Dann geht ein Bild hinein, geht durch der Glieder angespannte Stille— und hört im Herzen auf zu sein.

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James McNeill Whistler

As music is the poetry of sound, so is painting the poetry of sight, and the subject matter has nothing to do with harmony of sound or of color.

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紅碧

空気のような存在でいたいとあの人は言う きみがいないと生きていけない という言葉の代わりに 彼はそんなことをいう

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Johann Wolfgang von Goethe

Und zuletzt, des Lichts begierig, Bist du, Schmetterling, verbrannt. Und solang du das nicht hast, Dieses: “Stirb und werde!” Bist du nur ein trüber Gast Auf der dunklen Erde.

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谷川俊太郎

誰にでも自分に必要な言葉ってのがあると思う。でもそれが前もって分かってる訳じゃない。その言葉に接して初めて、ああこういう言葉を自分は欲していたんだと知る。必要な言葉はアタマやココロだけでなく、カラダの奥にまで入ってくる、いわゆる〈腑に落ちる〉んだ。 このごろ、小説の言葉がぼくには不要になりつつある。面白いけどいまこういう言葉は自分に必要じゃないと感じてしまう。年取って人生の基本が腑に落ちてくると、細部がどうでもよくなってくるのかもしれない。詩の言葉はいまだに不要じゃないようだ。これは自分でも書いてるから。

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思潮社

【特集Ⅱ】石牟礼道子を読む ◎シンポジウム 渡辺京二+伊藤比呂美+谷口絹枝+ジェフリー・アングルス 「石牟礼文学の多面性――いま石牟礼道子を読む」 ◎『祖さまの草の邑』を読む 井坂洋子、季村敏夫、姜信子、上田眞木子 灯らんとして消ゆる言の葉といえども いずれ冥途の風の中にて おのおのひとりゆくときの花あかり ただ滅亡の世せまるを待つのみか ここにおいて われらなお 地上にひらく 一輪の花の力を念じて合掌す

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石牟礼道子

ああ このような雪夜じゃれば ひょっとして ここらあたりの原っぱの 赤いひがん花の 花あかりのもとで 身づくろいしておった あの しろい狐御前の子に また生まれ替わるのかもしれん いまはまだ けやきの大樹の根元にいて 天の梢から降ってくる雪にうたれながら みえない繊い糸を くわえ くわえ うなじを反らしているばかり 手も無か 足も 無か 目も無か めめんちょろの 野蚕さんになっておって 這うて漂浪くのが 役目で ございます

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足利義政

つらきかな 曽我の河原に かる草の つかのまもなく 思ひみだれて 春来ぬと ふりさけみれば 天の原 あかねさし出づる 光かすめり 置きまよふ 野原の露に みだれあひて 尾花が袖も 萩が花摺り 今日はまた 咲き残りけり 古里の あすか盛りの 秋萩の花 見し花の 色を残して 白妙の 衣うつなり 夕がほのやど 今日はまづ 思ふばかりの 色みせて 心の奧を いひはつくさじ さやかなる 影はそのよの 形見かは よしただくもれ 袖の上の月 こぎわかれ ゆけばかなしき 志賀の浦や わが古郷に あらぬ都も わが思ひ 神さぶるまで つつみこし そのかひなくて 老いにけるかな

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古今和歌集, 新古今和歌集

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜はの月影 忘れじと いひしばかりの 名残とて その夜の月は めぐり来にけり 思ひ出では 同じ空とは 月を見よ ほどは雲居に めくり逢ふまで 浅みどり 花もひとつに 霞みつる おぼろに見ゆる 春の夜の月 照る月も 雲のよそにぞ ゆきめぐる 花ぞこの世の 光なりける むかし見し 雲居をめぐる 秋の月 いま幾歳か 袖に宿さむ いくめぐり 空行く月も へだてきぬ 契りしなかは よその浮雲 花散りし 庭の木の間も 茂りあひて 天照る月の 影ぞまれなる 月を見て 心うかれし いにしへの 秋にもさらに めぐりあひぬる めぐり逢はむ 限りはいつと 知らねども 月な隔てそ よその浮雲 雲晴れて むなしき空に 澄みながら 憂き世の中を めぐる月かな 思ひきや 別れし秋に めぐり逢ひて またもこの世の 月を見むとは 月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど

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イチハラ ヒロコ

だまされたと 思って すきになって みたら、 やっぱり だまされた。    

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寺山修司

さよならだけが人生ならば またくる春はなんだろう もしも愛がすべてなら、愛しいお金はなんになる 一つのことを信じることは べつのことを裏切るということだ 教育は与えるものではなく 受け取るものである 私は水に書く詩人である 私は水に愛を書く ふりむくな ふりむくな うしろには夢がない

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Rudyard Kipling

Oh, East is East, and West is West, and never the twain shall meet, Till Earth and Sky stand presently at God’s great Judgment Seat; But there is neither East nor West, Border, nor Breed, nor Birth, When two strong men stand face to face, though they come from the ends of the earth!

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Angelus Silesius

Die Ros ist ohn warum; sie blühet weil sie blühet, Sie acht nicht ihrer selbst, fragt nicht, ob man sie siehet. La rosa es sin porqué florece porque florece. No se presta atención a sí misma. No pregunta si alguien la ve. The Rose is without a ‘wherefor’; she blooms because she blooms. She pays no attention to herself, nor does she ask whether anyone sees her.

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橋本愛

大きさの違うおにぎり あのこにはちっちゃいの あのこにはおっきいの あのこにはみじかい海苔 あのこにはながい海苔を 巻いてあげたいな

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金子薫園

  うすもやに つつまれはてし 池の面の いづこなるらむ 蓮ひらくおと  

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井上靖

石の階段が水面に向って落ち込んでいた。満潮の時は階段の半分が水に没し、干潮の時は小さい貝殻と藻をつけた最下段が水面に現れた。ある夕方、そこで手を洗っている時、石鹼がふいに手から離れた。石鹼は生きもののように尾鰭を振って水の中を泳ぎ、あっという間に深処に落ち込んでいって姿を消した。 あとには、もうどんなことがあっても再び手の中には戻らぬといった喪失感があった。これは幼時の出来事だが、それ以後、私はこのように完全に物を喪なったことはない。川明りがいかなる明るさとも違って、悲劇の終幕が持つ明るさであることを知ったのもこの時だ。

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David Biespiel

Every society we’ve ever known has had poetry, and should the day come that poetry suddenly disappears in the morning, someone, somewhere, will reinvent it by evening. Since ancient times, as long as we’ve had language, poetry has ritualized human life. It has dramatized and informed us with metaphors and figures of feeling and thought, mysteries and politics, birth and death, and all the occasions we experience between womb and tomb. Poetic utterance ritualizes how we come to knowledge. In the same way that poems illuminate our individual lives, poems also help us understand ourselves as a culture. Or at least they spur us to ask the questions. Poetic utterance … Continue reading

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Hafez

I caught the happy virus last night When I was out singing beneath the stars. It is remarkably contagious – So kiss me.

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野村英夫

白く透けた硝子戸にはフランスの新聞がはつてある。 埃りだらけの戸口にはどれも眞つ黑な 靴とマントと杖が置いてある。 その狭い司祭館の一部屋で フランス人の老司祭は一人もの思ふのだ。 テーブルの上には古風な毀れた眼覺し時計が いつも倒れたままで置いてある。 私はいつかそれを起して見たが それは急に止つてしまつた。 司祭は笑ひながらそれを倒したが するとそれはまた動き始めた。 こんな狭い一部屋で司祭は眠るのだらうか? いつか司祭は寂しさうに笑ひながら 子供達にさへ小さ過ぎる 片隅の長椅子の上を指さして見せた。 テーブルの上に置かれた 靑い眞珠母色のマリアの像。 私はそのやうに清らかな 優しくてもの悲しい一部屋を知らなかつた。

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三ツ矢雄二

偶然は無い あるのは必然だけ 積み重ねた事実 データは 嘘をつかないよ まぐれはないさ 全てが計算済み 予測可能なんだ データは 嘘をつかないよ 必要なのは データを 利用する テクニック 大切なのは データを あやつる フィーリング 今の俺は誰にも負けない 完璧なのさ データが 努力と 結びつけば 勝利目前 データが 導く ウィニングショット 今の俺は誰にも負けない そうデータは嘘をつかない

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金子みすず

わたしが両手をひろげても、 お空はちっともとべないが、 とべる小鳥はわたしのように、 地べたをはやくは走れない。 わたしがからだをゆすっても、 きれいな音はでないけど、 あの鳴るすずはわたしのように たくさんのうたは知らないよ。 すずと、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。

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Fukui Hisashi (福井寧)

N’étant pas poète, je l’apprécie surtout comme un écrivain du journal intime, dont la précision et la simplicité sont exceptionnelles dans le paysage de la littérature japonaise. C’est dommage qu’on ne traduise pas ses proses en français. 柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺              子規 Kaki kué-ba, kané-ga naru-nari. Hôryûji              Shiki   Croquant un kaki,       la cloche résonne             Hôryûji

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