若村麻由美

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楽箏、龍笛、能管、尺八、薩摩琵琶、楽琵琶

日本に生まれ育ちながら、日本の楽器にふれる機会があまりに少ない!と感じるこの頃…。
初回の稽古では、あまりに雅な音色に思わずうっとりと聞き入ってしまった。先月の稽古では、萬斎さんとの「相舞」にも光が見えてきて少しホッとした。
原典「平家物語」には、千手と重衡、二人の会話がほんのわずかしかないので、心の動きをどのように体現するかがとても難しい。相舞をすること事態に大きな意味があるのだと実感した良い稽古になった。

3 thoughts on “若村麻由美

  1. shinichi Post author

    「若村麻由美の劇世界 その愛ゆえに 『平家物語』より」

    http://www.heikemonogatari.jp/event/2013/06/post-16.html

    【出演】
    若村麻由美 『巴』『小宰相』『千手』
    野村萬斎 『千手』

    【音楽】
    尺八・能管・龍笛   設楽瞬山 『巴』『小宰相』『千手』
    楽琵琶・薩摩琵琶  岩佐鶴丈 『巴』『千手』
    楽筝 野田美香 『千手』

    《東京公演》
    ■日程 2013年10月29(火)
          <昼の部> 開場14:00  開演14:30 
          <夜の部> 開場18:00  開演18:30
    ■会場 国立能楽堂

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  2. shinichi Post author

    『巴』

    木曾義仲と、今井兼平と巴兄妹の三人は共に平家打倒を志し、屈強の武者として成長した。巴は義仲の恋人でもあった。三人は果敢に戦い、平家を都から追い落とし、義仲は朝日将軍と呼ばれる。しかし源頼朝の軍に敗れ、義仲、兼平、巴の三騎が生き残るが、義仲は巴に戦場を去れと命じる。愛する義仲と最期をともに出来ない無念をいだき、巴は最後の奮戦をして戦場を去り、義仲の後世を弔う。  

    『小宰相』 

    平家の貴公子平通盛は宮中一の美女小宰相への三年越しの恋を実らせ、正妻に迎える。夫の都落ちにもつき従った小宰相のもとに、一ノ谷の合戦で夫の戦死の報せが届く。しばらくは起き上がれないほどの失意のはて、ついに決意し、愛する夫の忘れ形見を身篭る身ながら、乳母の説得をも振り切って、夫の跡を追い入水して果てる。戦乱で引き裂かれた夫婦の悲劇。  

    『千手』 

    平清盛、時子の両親に寵愛され文武両道に秀でた平重衡は、一ノ谷合戦で捕虜となり、鎌倉で源頼朝と対面する。重衡の死を覚悟した潔い態度に感銘した頼朝は、手腰の長者の娘千手を遣わして慰める。出家の願いも叶わず処刑される運命に心沈む重衡を、千手は優しくうけとめ、詠と琴で慰め、ともに舞い、運命の恋に落ちる。

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