遠峰菊郎

(東京都の人工降雨装置について)
ヨウ化銀は、マイナス5度からマイナス10 度くらいになると水蒸気を凍らせ、雨を降らせるが、そのためには今の時期なら高度5000メートルほどの高さまで到達させなくてはならない。
東京都の装置 で発生させたヨウ化銀が自然の上昇気流に乗ってその高さまで確実に上がっていくかどうかに疑問があり、信頼性に乏しい方法だ。
現在、人工降雨の主流は、航空機を雲の中に飛ばしドライアイスなどを直接まく方法なので、東京都もより信頼できる方法に見直したほうがいいと思う。
安全性が確認された範囲の分量でヨウ化銀を使っているとは思うが、人体に影響を及ぼす重金属だから使わないに越したことはない。人工降雨に使える薬剤はヨウ化銀だけでないので、検討し直したほうがいいように思う。

都の方式は、理屈では理解できるが時代遅れ。そもそも、人工降雨は梅雨時の雲があるときにやった方が効果的。渇水を事前に予測して対策を取るべきだ。

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