ご贈答マナー

元々は日本古来の行事である御魂(霊)祭り(1年を2回に分けて先祖の霊を迎えてお供え物をして祀った)が起源で、分家から本家に・嫁ぎ先から実家に・使用人から雇い主などへお供え物が贈り届けられたことに発祥します
当時は正月を前にして、年の瀬を無事に越し新しい年を迎えるにあたっての必需品として、お酒・お餅・干し魚・数の子・スルメ・昆布・塩鮭などの日持ち食品が贈られていたようです。
現在では、贈られる品物も随分と豊富になりましたが、実家や日頃お世話になっている方々へ一年間の感謝を込めてお礼の気持ちが贈られています。

4 thoughts on “ご贈答マナー

  1. shinichi Post author

    (sk)

    「日本古来の」、「が起源で」、「に発祥します」、「当時は」。。。なんといい加減な。

    寅さんの口上でさえ、こんなにいい加減でない。

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  2. shinichi Post author

    ご贈答マナー 
    http://www.zoto.jp/

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    冠の行事一覧
    http://www.zoto.jp/kan/o-kan.html

    赤ちゃん
    帯祝い:  安産を祈願して妊婦の下腹部に腹帯を巻くお祝いの儀式
    出産祝い:  赤ちゃんの出産と妊婦の安産をお祝いする慣習
    お七夜(命名):  生後7日目に赤ちゃんに名前を決め命名を披露する慣習
    宮参り:  無事の出産を感謝し無病息災の生育祈願に神社へ詣でる儀式
    初節句:  誕生後初めての節句の日に無事の成長を祈願しお祝いする慣習
    初誕生日:  誕生後一年間の無事を感謝し初めての誕生日にお祝いする慣習

    年齢
    七五三:  3歳・5歳・7歳の無事成長を感謝し神社へ詣でる儀式
    十三詣り:  数えで13歳になった男女が虚空蔵菩薩に参詣する儀式
    入園/入学:  無事に成長した子供の入園・入学を喜んでお祝いをする
    成人式:  無事一人前の社会人として成長した事をお祝いする慣習
    進学/卒業/就職:  高校・大学へと進学し、卒業して就職した事へのお祝い
    長寿祝い:  環暦に始まり年を重ねる毎に長寿を感謝お祝いする儀式
    厄除け:  前厄・大厄・後厄の3年間の厄払いに神社に詣でる慣習

    住まい
    新築(地鎮祭):  完成までの無事故と住まいの家族の繁栄を祈願する儀式
    新築(上棟式):  最上部の棟木を上げ建物の基礎の骨組み完成を祝う儀式
    新築完成/新居入居:  新築完成・新居購入による入居引越しをお祝いする慣習
    改装/改築/増築:  店舗・建物の改装・改築・増築の無事の完成をお祝いする慣習

    お祝い
    栄転/転勤:  勤務地・勤務部署への転属に際して活躍を祈念し励ます
    開業/開店:  企業の起業や店舗の開店時に繁栄祈願しお祝いする慣習
    受賞/叙勲:  勲章の叙勲や勤務先・各種団体からの受賞の栄誉を祝う
    出演/出場:  演芸・演劇・スポーツ・武術などの大会出場決定を祝う
    出版記念:  出版物の初出版・記念出版・ベストセラーをお祝いする
    昇進/昇格:  勤務先・所属先での役職・要職への昇進・昇格のお祝い
    社屋新築落成:  社屋や店舗、公営や公共施設建物などの完成をお祝いする慣習
    選挙/出馬/当選:  国政選挙出馬・当選、公的機関・民間団体要職就任祝い
    退官/定年退職:  官職の退官や勤務先の退職に際して永年の労を労い祝う
    発会記念/創立記念:  組織の発足や創設を祝い無事の経過周年を記念して祝う
    発表会/展覧会:  各種の発表会や展覧会の開催を祝し成功を祈念激励する
    表彰/入賞:  スポーツや武術・技能や芸術での入選入賞の栄誉を祝う

    その他
    寄贈/寄付:  公共機関や民間団体などに対し金品の寄贈や寄付をする
    稽古ごと:  茶道・花道などの稽古事の入会金・月謝・免除授与祝い

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    婚の行事一覧
    http://www.zoto.jp/kon/o-kon.html

    縁談/見合い:  縁談や見合いに関する準備や進め方についてアドバイス
    結納の儀:  両名と両家が結婚を確約し仲人を介して結納を交す儀式
    荷送りの儀:  生活調度品や身回り品を荷宰領を介して新居へ運ぶ儀式
    結婚式/披露宴:  契りを結び誓う挙式と結婚の祝賀を披露する一連の儀式
    結婚祝い:  結婚を祝って新しい門出を送るお祝いの金品を贈答する
    挙式後のお礼:  結婚に際してお世話戴いた方々に御礼の挨拶回りをする
    結婚記念日:  結婚後の二人が歩んできた道を共に振返り感謝をする日

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    葬の行事一覧
    http://www.zoto.jp/sou/o-sou.html

    逝去時:  臨終後直ちに病院などから一先ず故人の自宅に搬送する

    佛式
    通夜・葬儀:  故人の霊を終夜守り慰める夜伽と、故人の霊を葬る儀式
    法要(初七日~忌明け):  七日毎に法要を営み七七日忌には忌明け法要を営む儀式
    法要(忌明け後の法要):   一周期及び以後の三と七の付く年に回忌法要を営む儀式
    法要(その他):  墓建立や仏壇・納骨堂購入時などに開眼法要を営む儀式

    神式
    神葬祭(通夜祭・葬場祭):  神道の通夜と葬場を祭る儀式
    神霊祭(翌日祭~忌明け祭):  翌日祭後十日毎に営み五十日祭に忌明けの霊を祭る儀式
    式年祭・例年祭 (忌明け祭後の行事):  一・二・五・十年目、以後の十年毎には式年を祭る儀式

    キリスト教(カトリック)
    前夜祭・葬送式:  カトリック教の前夜祭と葬送式の儀式
    追悼ミサ(忌明け行事):  三・七・十日目に追悼ミサ、三十日目にミサ聖祭の儀式
    命日祭・万霊祭(忌明け後の行事):  一・二・三・五年目には命日祭、万霊祭でのミサの儀式

    キリスト教(プロテスタント)
    前夜祭・葬送式:  プロテスタント教の前夜祭と葬送式の儀式
    召天記念式(忌明け行事):  七・十日目の記念式、一ヶ月目にお別れの記念式の儀式
    記念式(忌明け後の行事):  一年目・二年目・三年目・五年目には召天記念式の儀式

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    祭の行事一覧
    http://www.zoto.jp/sai/o-sai.html

    一月(睦月)
    元旦、初詣:  元旦、初詣の習慣についてご紹介しています
    正月、年始挨拶、寒中見舞:  お正月訪問時の年始挨拶と喪中時の寒中見舞いのご挨拶
    松の内:  門前に招福無病息災を願い門松や松飾りを取付ける慣習
    七草粥(人日の節句):  万病除けと邪気払いに良いとされる七草粥を食べる慣習
    鏡開き:  正月の間に供えていた鏡餅を下げて割り開き食べる慣習
    小正月:  小豆粥を食べ松飾りや古札を焼くとんど焼きを行う慣習

    二月(如月)
    節分:  魔除けと招福を祈願して厄を鬼に見立てて豆を撒く慣習
    針供養:  裁縫の上達を祈願し使い古しの針を神社に奉納する儀式

    三月(弥生)
    雛祭り(上巳の節句):  無事の成長を願いお雛様を飾って祝う女児の節句の儀式
    春の彼岸:  春分が中日の一週間、墓参りや彼岸会を行う仏教の儀式

    五月(皐月)
    端午の節句:  無事成長を願い鯉幟や武者飾りで祝う男児の節句の儀式
    母の日:  母へ日頃の苦労を労い感謝を込めて贈り物をする日

    六月(水無月)
    父の日:  父へ日頃の苦労を労い感謝を込めて贈り物をする日

    七月(文月)
    お中元・暑中見舞(残暑見舞):  お中元の贈答と喪中時の暑中見舞い残暑見舞いのご挨拶
    七夕祭:  元は習字裁縫の上達祈願、現在は夏のバレンタインデー
    土用(土用の丑):  夏場を健全に過ごす為に鰻を食べて暑気払いをする慣習

    八月(葉月)
    お盆:  祖霊に迎え火と送り火をして盂蘭盆会を行う仏教の儀式
    お月見(仲秋の名月):  仲秋の旧八月の十五夜の満月を名月として鑑賞する慣習

    九月(長月)
    菊の節句(重陽の節句):  長寿を祈願し菊をめでて盛大な宴が催された重陽の節句
    敬老の日:  人生の先輩である老人を敬い長寿を祈念しお祝いする日
    秋の彼岸:  秋分が中日の一週間、墓参りや彼岸会を行う仏教の儀式

    十一月(霜月)
    七五三:  三歳・五歳・七歳の無事成長を感謝し神社に詣でる儀式

    十二月(師走)
    お歳暮・お年賀・寒中見舞:  お歳暮の贈答と喪中時のお年賀又は寒中見舞いのご挨拶
    大晦日:  除夜の鐘を突き年越し蕎麦を食べ新年神様を迎える慣習
    年中:  お祭り:  豊年満作奉納の祭りも今は無病息災を祈願奉納する儀式

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  3. shinichi Post author

    (sk)

    一年中、冠婚葬祭に明け暮れ、収入の大半を冠婚葬祭に費やし、誰が決めたのかさえ定かでない見舞いのマナーを守り、慶弔用品を決められた通りにきちんと使い分け、適切な贈答品を選び、送る所には送り,届ける所には届ける。なんと馬鹿馬鹿しいことか。

    馬鹿で暇で迷信深かった室町時代の貴族たちがやったことを、有難がってやり続ける人たちは、現代になっても伝えられたことを守り続け、おまけにクリスマスにはケーキやプレゼントを買い、バレンタインにはチョコレートやプレゼントを買い、ハロウィンにはバカ騒ぎをする。

    ひとつだけ確かなことは、冠婚葬祭ビジネスが新しいビジネスではないということ。いわゆる老舗などというものは、そのほとんどが、冠婚葬祭ビジネスで稼いでいる。伝統だとか、文化だとかいって大きな顔をしているけれど、所詮は冠婚葬祭ビジネス。威張るようなことではない。

    老舗でも、宗教でも、冠婚葬祭ビジネスという皮を剥いで、初めてその本質が見えるというものだ。本質は、時に素晴らしく、時に虚しい。

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