東郷克美

Togoはんなり
気ぜわしい
人心地がつく
けんもほろろ
無聊をかこつ
紅を差す
風薫る
愁眉を開く
青雲の志
つつがなく
白河夜船
一陽来復
花冷え

4 thoughts on “東郷克美

  1. shinichi Post author

    きれいな日本語が聞きたい

    by 東郷克美

    子供たちに残しておきたい、きれいな日本語の数々 十六夜、艶やか、萌黄色、錦を飾る……。最近、美しいことを表現する「きれいな日本語」が、急速に失なわれている気がしませんか? 「そういえばあの言葉、最近使わなくなったな」などと言わず、ここはひとつ、積極的に使ってみてはいかがでしょうか。

    本書には、古い言葉だけでなく、現在も生き残っている日本語が収められていて、さまざまなエピソードを交えてサラッと読めるようになっています。

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  2. shinichi Post author

    きれいな日本語が聞きたいの感想・レビュー

    by kana

    http://book.akahoshitakuya.com/b/4901465368

    限られた範囲の語彙(大学受験で増殖させて以来増えてない)でしか最近、文章をかけていないことが気になって、使ってみたい綺麗な日本語をピックアップすべく、図書館でかりてきました。知っているものもあるし、それは死語じゃないかというのもあったけど、辞書形式でなく、1フレーズ1ページのコラムになっているので、読みやすく、目的に即していました。語源などに関するトリビア的知識も増えました。ピックアップした日本語の一部→《はんなり/気ぜわしい/けんもほろろ/愁眉を開く/一陽来復etc》

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  3. shinichi Post author

    きれいな日本語

    by TristanFantasy

    限られた範囲の語彙でしか最近、文章をかけてないなぁと思い、使ってみたいきれいな日本語をピックアップすべく、上記の本を借りてきました。

    私が知らなくて、使ってみたいと思ったものを、
    メモメモ。( ..)φ

    ◇浮き名を流す
    男女に関する恋愛の噂が世間に広まること

    ◇はんなり
    京・大阪の方言で、落ちついた華やかな感じ、上品で明るい色っぽさを著す。
    味覚、視覚、聴覚に用いる。
    と、ありますが、「はんなりとした味」ってどんな味だろう。
    「はんなりとした音」ってどういう音だろう。

    ◇気ぜわしい
    せきたてられるようで落ちつかないこと。
    クリスマスを前にして、彼氏がいない時の心境なんかも表せるらしいw
    「気ぜわしく夏が過ぎていった」と文学的に使うこともできる。
    ずっと「けぜわしい」って読んでたけど「きぜわしい」って読むんですね!!

    ◇面映い(おもはゆい)
    相手から「美し過ぎる」、などと言われて恥ずかしい、照れくさいというような純情な感情を示す言葉。
    なんとなく耳にするけど、そういう意味だったんですね、なんとなく、黒髪の乙女がうつむいて赤くなっているイメージでしたが、あながち間違ってなかったみたい♪

    ◇人心地がつく(ひとごこちがつく)
    極度のストレスから解放されて、人として生きているという心地がしたときに使われる。
    徹夜明けの一杯のコーヒーとか。
    かの『源氏物語』でも「人心地する」という形で登場するくらい古い言葉だそうな。

    ◇けんもほろろ
    「けんもほろろに断られる」や「けんもほろろな答え」というように使い、
    とりつく島のない無愛想な応対のことをたとえた言葉だそうです。
    「ケン」は雄の雉の鳴き声で、「ほろろ」は羽音を表すという説が有力で、雄が「けーん」と鳴いてアピールしても羽音をたてて雌取りに逃げられ、雄の努力は徒労に終わる様子を示しているらしい。
    知らなかった!!

    ◇無聊をかこつ
    無聊には時間を持て余すという意味があり、「無聊をかこつ」というと、不遇な状態に置かれた自分自身を嘆く様子を表すそうです。
    「社内で閑職にまわされ、無聊をかこっている」という使い方もできる。
    「無聊」という言葉は、夏目漱石の『こころ』で本当に最初の数ページのところででてきて、意味がよくわからなくて、放置しておいたのですが、そういうことだったんですねー。
    「無聊をなぐさめる」「無聊な日々」と使うこともできるらしい。「つれづれ」に似てる?

    ◇紅を差す
    口紅をぬることみたいですね。
    私はてっきりチークかと思いました。または顏がぽっと赤くなることかなって。
    「彼女はリップクリームを丁寧にぬったあと、おもむろに紅を差した」とか使うのかな?

    ◇風薫る
    初夏のさわやかに渡ってくる風を薫風。すなわち風薫ると形容していた。
    時候のご挨拶とかで時々でてくるし、そうなんだろうなぁと思ってたけど。
    「風薫る季節になりましたね」とか言ってみたーい。

    ◇彼は誰時(かはたれどき)
    黄昏時の対語。黄昏が「誰そ彼」で薄暗くなってきた夕方のことだというのは知ってましたが、薄暗いのは明け方も同じ!ということで、明け方のことは「彼は誰?」で「かはたれどき」というそうです。
    私が最も深い眠りについている時間ですね。

    ◇袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
    仏教に由来する言葉で「道で袖が触れ合う程度のささやかなことも、けっして偶然ではなくて、前世からの因縁によるものだ」という意味。転じて、ちょっとしたきっかけで知り合った人間関係は、大切にすべきだという使い方もする。
    これも、なんとなく知ってたけど、自分で使ってみたい。

    ◇愁眉を開く(しゅうびをひらく)
    「愁眉」とは、愁いでひそめた眉のことで、心痛めることや思い悩むことがあって、眉を寄せ、沈んだ表情になってしまうとき、その様子を「愁眉」というようになったそうです。
    その「愁眉」が開くので、悲しみや心配事がなくなって、ホッとした気持ちの顏になることを意味する。

    ◇青雲の志(せいうんのこころざし)
    功名をたて、立身出世しようとする志。
    熱い言葉ですね。全然知らなかったけれど、「青雲の志をもつ若者達」なんて、使ってみたい!!

    ◇つつがなく
    式典や会合が無事に終了したときや、日々の生活が差し障り無くできているということを語るのに、「つつがなく終わりました」「つつがなく過ごしております」と言う。
    そして、この「つつが」というのは「ツツガムシ」というダニの一種を表しているらしい(きゃー)
    昔は「ツツガムシ」にさされて死んじゃう人もいたんだって!
    怖い言葉だ。

    ◇白河夜船(しらかわよふね)
    同名のよしもとばななさんの作品を最近読みましたが、
    何が起きても気付かないほどぐっすり寝込むことのたとえとして使われるそうです。
    「白河夜船で駅を乗り過ごす」
    酔っぱらって白河夜船というよりも、日だまりの中のうららかな午睡で白河夜船って使う方がぴったりだなって思います。

    ◇一陽来復(いちようらいふく)
    冬が過ぎ、ぱっと光がもどってきて春になる状態を一陽来復という。
    会社の業績がちょっと上向いてきたときのように、つらい状態を脱し、光が見えてきてきたようなときにも使えるそうです。
    きいただけでぽかぽかしてくるような良い言葉☆

    ◇花冷え(はなびえ)
    桜の咲くころに急に冷え込むこと。
    知ってるけど、自分ではなかなか使わないですね。
    今年はぜひ使いたい。
    「今日は花冷えがするから、冬のコートを着ていこう」とかで用法合ってるかな?

    ◇口幅ったい(くちはばったい)
    はなはだしく口幅が広いという意味。(変な意味だ。)
    つまり、自分の身の程を知らない発言に対して使うそうです。
    憤っている相手に「口幅ったいことを申しまして…」と詫びたりするのが適切な用法らしい。
    目上の人に使うと良いというけれど、もう死語かなぁ。

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