西村治彦

後だし負けじゃんけん
はじめに、「後出し負けじゃんけん」を行う旨を相手に告げ、「じゃんけん、ポン!ポン!」の掛け声で行います。最初の「ポン!」で、親が手を出し、次の「ポン!」で、子が手を出します。
実際にやってみると、何度かは勝つ手やあいこの手を出してしまい、全てに負けの手を出すことはできません。
この「後出し負けじゃんけん」が普通のじゃんけんと違い、難しいのは「負けなくてはいけない」ということです。
後から手を出す人は、相手の手を見てから、自分の手を出せるので、理屈の上では、簡単にじゃんけんに「必ず負けることができる」と思われがちですが、ところが、これがなかなかうまく負けられないのです。
じゃんけんは、子供の頃から勝つように手を出す習慣を身につけてしまっていますので、いきなり、そのルールを変えられても、すぐには対応できないのです。

2 thoughts on “西村治彦

  1. shinichi Post author

    後出し負けじゃんけん と 社会保険労務士

    西村治彦

    http://yaplog.jp/syarousi/archive/1917

    後だし負けじゃんけん』というワークです。

    ご存知の方もいると思いますが、やり方は次の通りです。
    始めに、「後出し負けじゃんけん」を行う旨を相手に告げ、「じゃんけん、ポン!ポン!」の掛け声で行います。最初の「ポン!」で、親が手を出し、次の「ポン!」で、子が手を出します。

    今回は、これを2人1組で行い、連続して5回のじゃんけんを行ったのですが、何度かは勝つ手やあいこの手を出してしまい、全てに負けの手を出すことはできませんでした。

    この「後出し負けじゃんけん」が普通のじゃんけんと違い、難しいのは「負けなくてはいけない」ということです。
    後から手を出す人は、相手の手を見てから、自分の手を出せるので、理屈の上では、簡単にじゃんけんに「必ず負けることができる」と思われがちですが、ところが、これがなかなかうまく負けられないのです。

    試しに職場のアルバイトさんにも協力してやってみてもらいましたが、結果は次のようになりました。

    「じゃんけん、ポン!」の掛け声で、私が先にグーの手を出しました。

    次に「ポン」の掛け声で、アルバイトの方がパーの手を出しました。

    動きがないこれらの写真でみると、なんともわざとらしい感じに見えてしまいますが、実際、試しに近くにいる方とやってみてください。
    かなり、意識して負けようと思っても、自然に勝つように手を出してしまうのではないかと思います。

    このワークを通して伝えたかったことは、講師の方の言葉を借りれば、次のようなものになります。

    「じゃんけんは、子供の頃から勝つように手を出す習慣を身につけてしまっていますので、いきなり、そのルールを変えられても、すぐには対応できないと思います。しかし、じゃんけんに負けるように頭と手が反応するように、新しいトレーニングを少しばかり行うことで、対応することはできるようになります。
    つまり、あるやり方を知らないうちは、そのやり方に対応はできませんが、そのやり方を新たに身につければ、対応することができるようになります。」

    日頃のコミュニケーションにおいても、ついつい、いつもと同じ考え方で対応してしまっている部分がありますが、時には柔軟な発想や考え方、ものの見方で対応できるように、頭のトレーニングをしてみてもいいのかもしれないと気付かされた有意義な研修となりました。

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  2. shinichi Post author

    あと出しじゃんけん

    ウィキペディア

    http://ja.wikipedia.org/wiki/あと出しじゃんけん

    あと出し負けじゃんけん

    あと出しで親に負ける手を出せたら勝ちとするルール。これは、テレビ番組『伊東家の食卓』内のコーナー「大発見」で紹介されたものである(同コーナーでは、「あと出し負けじゃんけんを行うと、あと出しする人間は勝ちたくないのに勝ってしまう」と紹介された)。

    始めに、「あと出し負けじゃんけん」を行う旨を相手に告げ、親を決めた後に「じゃんけんぽん、ぽん」の掛け声で行う(手を出すタイミングはあと出しじゃんけんと同じ)。

    「勝ちたい」という潜在意識に打ち勝つには相当な集中力を必要とするため、「負ける手を出す」のは非常に困難である。

    脳トレの一環として取り入れられることもあり、ニンテンドーDS用ゲーム『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』にも収録されている。

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