笠女郎

わが屋戸の夕影草の白露の消ぬがにもとな念ほゆるかも

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2 Responses to 笠女郎

  1. shinichi says:

    万葉集

    巻四(五九四)

    笠女郎が大伴家持に送った歌。

  2. shinichi says:

    女はひとりぼっち。いくら待っても男は来ない。

    女は、自分が白露のように儚くなってしまうことを想像する。

    腹を立てるわけでも、烈しい感情に引き裂かれるわけでもない。

    ただ気落ちして、静かに自分の運命に身を委ねるだけ。

    時は黄昏、陽光燦々でもなく、漆黒の夜でもない。

    ほろ苦い痛みは、ときにとても美しい。

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