藤竜也

ひとり飲む酒 悲しくて 映るグラスはブルースの色
たとえばトムウェイツなんて聞きたい夜は 横浜ホンキートンク・ブルース
ヘミングウェイなんかにかぶれちゃってさ フローズンダイキリなんかに酔いしれてた
あんた知らない そんな女 横浜ホンキートンク・ブルース
飯を食うならオリジナルジョーズなんて 聞いたふうな事をぬかしてた
アマ色の髪のサラって女さ 横浜ホンキートンク・ブルース
あなたの影を捜し求めて ひとり彷徨ったこの街角
本牧あたりの昔の話さ 横浜ホンキートンク・ブルース
革ジャンはおってホロホロトロトロ バーボン片手に千鳥足
ニューグランドホテルの灯りが滲む センチメンタル ホンキートンク・マン
ひとり飲む酒 わびしくて 映るグラスは 過去の色
あなた恋しい たそがれの横浜ホンキートンク・ブルース
あなた恋しい たそがれの横浜ホンキートンク・ブルース

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