新谷優

人に好かれたい、一目おかれる存在になりたい、できるヤツだと評価されたい…。私たちは常に他者の目を気にして生きています。他者から良い評価を得られれば、自尊心も高まり、幸せになれると思っています。しかし、他者から良い評価を得ようとすればするほど、私たちは幸せから遠ざかっている可能性があります。人から何かを得ようとするのではなく、人のために何かをし、人の幸せに貢献することこそ、良い対人関係、高い自尊心、そして幸せへの近道なのではないでしょうか。
文化が異なれば、人の考え方も行動も異なることは、海外経験があまりない人にとっても、もはや常識です。日本人が欧米人とどのように異なっているかを研究することも大切ですが、私は、文化がこれだけ異なっていても、人として共通する部分があることが面白いと感じています。たとえば「甘え」という言葉は日本語にしか存在せず、日本人特有であると言われていますが、アメリカ人も甘えることがあり、日本でも、アメリカでも、甘えが対人関係を促進することが明らかになりました。

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1 Response to 新谷優

  1. shinichi says:

    Yu Niiya Self and Culture Lab

    新谷優

    法政大学グローバル教養学部教授

    http://niiyalab.ws.hosei.ac.jp/index.html

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