15年間三田メディアセンターのニューズレターとして親しまれてきた「Mita Media Center News」が生まれ変わりました。初号の「メディアセンターニュース」No.1が発刊された1998 年といえば、コンシューマー向けに設計されたWindows 98が発売され、以来 PCとインターネットが圧倒的なスピードで社会に普及していった年でした。そして今やモーバイル全盛です。図書館の世界にも電子雑誌や電子書籍やデータベースが急速に入り込み、紙と電子の棲み分けは、学術情報の世界でも毎日の生活の中でも着々と進んでいます。我々が展開するパブリシティもそうした変化に対応しなければ、とたんに力を失ってしまいます。そこでより効果的な広報展開を目指して、即時的な情報はウェブサイトへ、読み物的な記事は紙媒体へと交通整理をしました。その結果生まれたのが、この「知識の花弁:三田メディアセンターだより」です。誌名は、図書館正面入口に銀色に輝く飯田善國作のモービル彫刻の名称に因んだものです。「News」よりページ数を増やし、多彩なカラーページなども加えながら利用者の皆さんに魅力的な話題を提供してゆきたいと考えています。
知識の花弁
三田メディアセンターだより
No.1 2013春
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/guide/publication/j7aliq0000000rli-att/chishikinokaben2013spring.pdf
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発刊にあたって
by 風間茂彦、三田メディアセンター事務長
15年間三田メディアセンターのニューズレターとして親しまれてきた「Mita Media Center News」が生まれ変わりました。初号の「メディアセンターニュース」No.1が発刊された1998 年といえば、コンシューマー向けに設計されたWindows 98が発売され、以来 PCとインターネットが圧倒的なスピードで社会に普及していった年でした。そして今やモーバイル全盛です。図書館の世界にも電子雑誌や電子書籍やデータベースが急速に入り込み、紙と電子の棲み分けは、学術情報の世界でも毎日の生活の中でも着々と進んでいます。我々が展開するパブリシティもそうした変化に対応しなければ、とたんに力を失ってしまいます。そこでより効果的な広報展開を目指して、即時的な情報はウェブサイトへ、読み物的な記事は紙媒体へと交通整理をしました。その結果生まれたのが、この「知識の花弁:三田メディアセンターだより」です。誌名は、図書館正面入口に銀色に輝く飯田善國作のモービル彫刻の名称に因んだものです。「News」よりページ数を増やし、多彩なカラーページなども加えながら利用者の皆さんに魅力的な話題を提供してゆきたいと考えています。
(sk)
大学というところは、特に図書館は、知識という言葉を好む。
その意味は千差万別で、時にはデータ・情報・知識の混同があるけれど、慶応義塾大学三田メディアセンターの言葉の交通整理は、とてもよくできている。
この彫刻が伝えようとしているメッセージは、なんだろう。
知識の花弁。
良い名前だ。