吉川政瑛, 中島孝志

私たちは無意識のうちに物事に優劣や貴践をつけています。そうじゃありませんか? 道端に生えている草花より胡蝶蘭のほうが上、というように思い込まされているのです。
これはおかしいですよ。生命において上も下もありません。みな等しいのです。貴践や優劣をつけたがるからこの世はおかしくなっているのです。
「必要だ!」「無ければ困る!」と思っているものは、実は必要ないものかもしれません。なければないでいい。いや、ないほうが実は良かった、というものがたくさんあると思います。
一見、無駄。しかし、この無駄こそが宝。無駄を取り除いていったら、肝心のものが無くなってしまった、ということは少なくありません。休憩をなくしたほうが生産量は増えますね。しかし、能率はガクンと落ちますよ。休憩することによって生産性が上がる。結果として、生産量も増える。休憩は無駄ではないのです。

One thought on “吉川政瑛, 中島孝志

  1. shinichi Post author

    空海の言葉に学ぶシリーズ 高野山開創1200年 空海2 生きる言葉

    by 吉川政瑛, 中島孝志

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