マダムリリー

日本人はブランド志向で見栄を張りたがる人が多いと言われています。確かに日本のように、若い女の子がルイヴィトンやシャネルのバックを持っているような光景は海外ではあまり目にしませんね。他人よりも良い物を持っていたいという欲求はどこの国の人にでも共通していますが、たとえそれが身分不相応なものでも手に入れたい!という人が日本には多いのではないでしょうか。自分が他人から見たらどう見えるかという、見えを重要視する傾向が、より良い物を買いたいという購買意欲に繋がっているようです。
日本にたまに帰っただけでも「今なにが日本で流行っているのか?」、割とすぐに知ることができます。例えばファッションなら、街行く女の子を観察するだけで流行がわかります。流行語を誰もがみなが口にし、がん予防になることが最近わかった食品が一斉にスーパーからなくなったりします。海外に比べて、みなが同一に同じ行動をとる傾向にある日本では流行をすぐにキャッチすることができます。そして、「今これが流行っている!」というのがわかれば、自分も買って試してみたくなるのが人の心理。本当は必要のない物でも流行っているものならつい買ってしまいますよね。

One thought on “マダムリリー

  1. shinichi Post author

    なぜ日本では無駄遣いがやめられないほど購買意欲をそそられるのか?

    by マダムリリー(Madameriri.com)

    http://www.madameriri.com/2013/01/07/なぜ日本では無駄遣いがやめられないほど購買意/

    年末年始の飲み会や新春バーゲンなど、何かと出費が重なってしまうこの時期。給料が上がりにくい昨今、日々、節約を心かげている人も多いと思います。どこの国に住んでいても、無駄な買い物をしてしまうのは避けられないことですが、日本では特に無駄遣いをしてしまうという海外在住者の人も多いです。単に久しぶりに帰るから日本でしか手に入らないものをまとめ買いするというわけではありません。海外で生活する人は、「こっちでは日用品や食品などの必要なものだけ買えれば満足だけど、日本に帰るとあれこれ予定していなかったものまでついつい買ってしまう」と口々に言います。それではなぜ日本ではこれほどまでに購買意欲をそそられるのでしょうか。そこで今回は日本人がついつい無駄遣いしてしまうほど購買意欲をそそられてしまう理由を7つご紹介します。

    1. 商品の種類が豊富

    日本には海外ではなかなか手に入らないようなちょっと変わった商品がたくさんあります。隙間産業が発達しているせいか、「こんなもの必要ないだろ!」と思わず突っ込みたくなるような商品も多い、商品の豊富さが魅力です。買い物に行くたびに、「こんなおもしろい商品がある!」という新しい発見があり、実際に買わない場合でも、見ているだけで日本でのショッピングは面白いですよね。人は7段階を経て実際に「買う」という行動に出るといいますが、まずはお客さんの「注意」と「興味」をひくことが必要だといいます。豊富な種類の商品で溢れる日本は売り場を歩いているだけで「これってどんなものだろう?」、「使ってみたいな」と思わせるものに出会い、注意と興味をひかれてしまいます。この点が海外に比べて、購買意欲をよりそそられる理由のひとつだと思います。

    2. 広告の量が多い

    日本はとにかく広告の量が多いです。テレビや雑誌などのマスメディアにおける広告の量は海外も日本もほぼ同量ですが、それ以外の広告は日本の方が多いように思います。電車内の宙吊り広告や街中で配られるチラシやティッシュなど、日本では海外に比べて至る所に広告がある印象があります。広告の量が多ければ、それだけ人の購買意欲をそそる機会が多いということ。「何か買いたい」という気持ちになるのはこういった街中の広告に起因しているのかもしれません。

    3. コンビニ

    クロス・マーケティングの調べによると、25~34歳の男性300人に「なかなか止められない無駄遣いはありますか?」というアンケートをとったところ、1位は「コンビニなどでお菓子や飲み物を“ついで買い”」(38.1%)という結果になりました。今では海外でもコンビニがある国もありますが、日本ほどコンビニが生活に根付いている国はないと思います。あるインターネット調査によると、コンビニを毎日利用している人は7.1%、週1回以上利用する人は67.5%。日本人の過半数が毎週コンビニに行っており、ついつい無駄遣いしてしまっているようです。

    4. 「見栄」の文化

    日本人はブランド志向で見栄を張りたがる人が多いと言われています。確かに日本のように、若い女の子がルイヴィトンやシャネルのバックを持っているような光景は海外ではあまり目にしませんね。他人よりも良い物を持っていたいという欲求はどこの国の人にでも共通していますが、たとえそれが身分不相応なものでも手に入れたい!という人が日本には多いのではないでしょうか。自分が他人から見たらどう見えるかという、見えを重要視する傾向が、より良い物を買いたいという購買意欲に繋がっているようです。

    5. 流行をキャッチしやすい

    日本にたまに帰っただけでも「今なにが日本で流行っているのか?」、割とすぐに知ることができます。例えばファッションなら、街行く女の子を観察するだけで流行がわかります。流行語を誰もがみなが口にし、がん予防になることが最近わかった食品が一斉にスーパーからなくなったりします。海外に比べて、みなが同一に同じ行動をとる傾向にある日本では流行をすぐにキャッチすることができます。そして、「今これが流行っている!」というのがわかれば、自分も買って試してみたくなるのが人の心理。本当は必要のない物でも流行っているものならつい買ってしまいますよね。

    6. 活気のある売り場

    日本の売り場はスーパーでも、デパートでもとにかく活気があります。照明の明るい店内に、店員さんの元気な「いらっしゃいませ!」のかけ声。売り場全体から発散されるオーラが海外に比べて、新鮮でとても活気があるのが日本です。お客さんの相手をしていない時でも「いらっしゃいませー。どうぞご覧くださいませー!」のようなかけ声を絶やさない国は日本以外あまりないのではないでしょうか。売り場全体から発散される活気のあるオーラがそこを訪れるお客さんの気分を高揚させ、ついつい財布のひもが緩くなってしまうのかもしれません。

    7. 安くて「質」もいいモノが多い

    日本では海外に比べ安くて「質もいい」モノが多いように思います。海外では安いものは決まって質も悪いですが、日本では安くてもそれなりにいい質のものが多いです。日本の100円ショップがいい例ですが、日本のチープなもののなかには「とてもこんなに安いとは思えない」ような、品質のいいものがあります。ある程度の値段を出さないと品質の良いものが買えない海外とは違い、安いものをとりあえずは買って「試してみたい!」という欲求が日本の購入者にはあるように思います。これが結果として、無駄遣いになることもありますが、「当たり」を見つけたいという欲求が日本人の購買意欲に通じているのではないでしょうか。

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