shinichi Post author29/07/2017 at 8:24 pm 古今集 巻第一 春歌 上 紀友則 梅の花を折りて人に贈りける 君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る ** あなたではなくて誰に見せようか。この梅の花を。この素晴しい色も香も、物の美しさをよく理解できるあなただけが、そのすばらしさを分かってくれる。 Reply ↓
shinichi Post author29/07/2017 at 8:28 pm 紀友則(845年 – 907年) 君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る 久方のひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ 露ながら折りてかざさむ菊の花老いせぬ秋の久しかるべく 雪ふれば木ごとに花ぞ咲きにけるいづれを梅とわきて折らまし ** 古今和歌集(905年/912年) ** Reply ↓
古今集 巻第一 春歌 上
紀友則
梅の花を折りて人に贈りける
君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る
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あなたではなくて誰に見せようか。この梅の花を。この素晴しい色も香も、物の美しさをよく理解できるあなただけが、そのすばらしさを分かってくれる。
紀友則(845年 – 907年)
君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る
久方のひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ
露ながら折りてかざさむ菊の花老いせぬ秋の久しかるべく
雪ふれば木ごとに花ぞ咲きにけるいづれを梅とわきて折らまし
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古今和歌集(905年/912年)
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