国立国会図書館サーチ

タイトル
夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したとされる根拠となる文献はないか。(岐阜県図書館)

回答
確かな根拠を示す資料を見つけることはできませんでした。

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2 Responses to 国立国会図書館サーチ

  1. shinichi says:

    国立国会図書館サーチ

    http://iss.ndl.go.jp/books/R000000006-I000149970-00

    質問

    夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したとされる根拠となる文献はないか。(岐阜県図書館)

    回答等

    タイトル: 夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したとされる根拠となる文献はないか。(岐阜県図書館)

    回答: 確かな根拠を示す資料を見つけることはできませんでした。参考文献:○英語教師としての漱石・川島幸希/著 『英語教師夏目漱石』(新潮社 2000)・大村喜吉/著『漱石と英語』(本の友社 2000)・夏目金之助/著『漱石全集 別巻 漱石言行録』(岩波書店 1996)・野谷士 玉木意志太牢/著『漱石のシェイクスピア』(朝日出版社 1974)p.71「演技する女性」の章に漱石の愛情表現について記載がありますが、i love youの表現については記載がありませんでした。○明治期の英語表現・福原麟太郎/著『日本の英語』(恒文社 1997)・金田一春彦/著『日本人の言語表現』(講談社 1975)p.237二葉亭四迷とI love youについての記述はありますが、漱石については記載はありません。○漱石と逸話・『珈琲店のシェイクスピア』p.236につかこうへいの発言で、夏目漱石の有名な話と記述がありますが、典拠はありません。以下は論文になります。ネット上で本文を見ることもできます。・福田眞人/著「明治翻訳語のおもしろさ」(「言語文化研究叢書 7」名古屋大学大学 2008.3)(http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/sosho/7/fukuda.pdf)p.136に「漱石は、それを「月が奇麗ですね」と訳したとされる」とありますが、その典拠はありませんでした。・今野喜和人/著「長田秋濤訳『椿姫』における恋愛表現をめぐって」(「翻訳の文化/文化の翻訳  6別冊」 静岡大学人文学部翻訳文化研究会出版)(http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/bitstream/10297/5704/1/6S-0011.pdf (静岡大学学術リポジトリ))p.14の脚注に「伝説と化している」と記載されていますが、こちらも典拠はありません。備考:その他調査済み資料は以下のとおりです。・柳父章/著『翻訳語成立事情』(岩波書店 1982 801.7ヤ 書庫 8110715586)・柳父章/著『愛』(三省堂 2001 158ヤ 1階 8131935527)・丸山真男/著『翻訳と日本の近代』(岩波書店 1998 801.7マ 1階 8131228159)・中村保男/著『名訳と誤訳』(講談社 1989 801.7ナ 書庫 8120871539)・中村保男/著『現代翻訳考』(ジャパンタイム 1992 801.7ナ 8120943816)・芳賀徹/著『翻訳と日本文化』(国際文化交流推進協会 2000 801.7ホ 1階 8131634846)・『日本の名随筆 別巻45』(作品社 1994 914.6ニホS45 1階 8130113719)・山本清/著『近代作家の表現と語法』(おうふう 1995 815ヤ 書庫 8130617967)

    対象利用者: 一般

  2. shinichi says:

    月が綺麗ですね

    ピクシブ百科事典

    https://dic.pixiv.net/a/月が綺麗ですね

    ” I love you “の日本的意訳。夏目漱石による訳と言われる(俗説で信憑性は低い)。

    小説家・夏目漱石が英語教師をしていたとき、生徒が ” I love you ” の一文を「我君を愛す」と訳したのを聞き、「日本人はそんなことを言わない。月が綺麗ですね、とでもしておきなさい」と言ったとされる逸話から。

    遠回しな告白の言葉として使われる。

    漱石の感性や人間性を説明するためによく引き合いに出される。

    また、同じく小説家の二葉亭四迷はロシア文学を翻訳した際、腕にキスして抱き寄せるというロマンチックなアプローチに対して女性が 「あなたに委ねます」(Ваша… = yours… )と囁いたシーンを「死んでもいいわ」と訳しており、しばしばこの「月が綺麗ですね」と「死んでもいいわ」はセットで使われる。

    ただし、真似をして通じなくても泣かない事。どちらかと言えば雑学の域に入る知識な上、場を選ばずに使うとただの痛い人である。

    解説と余談

    都市伝説的な逸話であり、正式な記録や著作に残っているものではない。一説では後世の創作ともされる。(関連リンク – 「月が綺麗ですね」検証)
    漱石ないしはこれを吹聴したものの意図を汲むならば、「日本人は奥手で、ストレートに『愛しています』だとか言わないから、なんか適当にロマンチックなこと言わせとけ」といったところだろう。もしくは「漱石はひねくれものだから、普通の訳では満点はやらんだろう」ということかもしれない。

    洋の東西を問わずロマンチックなシーンの定番である「月」を持ち出したのが、留学経験のある漱石らしい題材といえるかもしれない(ヨーロッパでは同時に狂気の象徴でもあったりする)。

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