リップシャッツ 信元 夏代

ある在米日系グローバル企業で、アメリカ人部下が日本人上司に対してある提案を行ったところ、日本人上司は「That’s difficult(それは難しい)」と伝えました。さて、1週間後、何が起こったでしょうか。
日本人なら、「それはちょっと難しいですね……」などと言われたら、「そうか、ダメなんだな」と理解して諦めたり引き下がったりすることでしょう。しかし日本に住んだこともなければ日系企業で働くことも初めてだったアメリカ人部下は、1週間後、自分の提案内容を大幅に改善すべく試行錯誤し、「難しいチャレンジもこれなら実現可能!」と、意気揚々と日本人上司にプレゼンをしました。
しかし日本人上司は「ダメと言ったのに分からんやつだな……」と言わんばかりに眉をひそめ、「We’ll think about it(まあ考えよう)」と伝えました。部下は、自分の提案を再検討してくれる時期が一向に来ないことにだんだんイライラし、上司に対する不満を募らせていったのです。一方で上司は、却下したはずなのに部下がまだ諦めていない様子が見られ、部下の「理解不足」にやはりイライラし、次のパフォーマンス評価では低い評価をつけようと考えました。

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One Response to リップシャッツ 信元 夏代

  1. shinichi says:

    「言葉の文化」と「察しの文化」の違いが招く誤解

    by リップシャッツ 信元 夏代

    https://project.nikkeibp.co.jp/atclhco/419406/040700015/?P=1

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