shinichi Post author06/02/2019 at 9:16 pm 夜の向日葵 in 鹿鳴館 by 三島由紀夫 園井花子(主人公の柏木君子の友だち)の言葉 ** むかしから君子さんとわたくしとは、向日と影みたいなものだったの。あの人はどこまで行ってもいつも日向にいた、まるで向日葵みたいに。わたくしは蝸牛みたいにいつも向日葵のかげにいたの。 ** 子供のころから、あなたのお母様は、何でもほしいと思ったもので買っていただけないものはなかったんですってね。何でも思うとおりにならないことはなかったというじゃないの。 Reply ↓
夜の向日葵
in 鹿鳴館
by 三島由紀夫
園井花子(主人公の柏木君子の友だち)の言葉
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むかしから君子さんとわたくしとは、向日と影みたいなものだったの。あの人はどこまで行ってもいつも日向にいた、まるで向日葵みたいに。わたくしは蝸牛みたいにいつも向日葵のかげにいたの。
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子供のころから、あなたのお母様は、何でもほしいと思ったもので買っていただけないものはなかったんですってね。何でも思うとおりにならないことはなかったというじゃないの。