行方久子

タクシーを降りる時に“ありがとう”が言えたり、食事の後にお店の方に“ごちそうさま”が言えたり。要するに誰に対しても感謝や配慮がある方なら、特に自分と一緒にいる女性に最大限の配慮ができるはずだと思うんです。今まで言ってきた細かな話も、帰結するところはそこだと思います。ジェントルマンとして振る舞うなら、時にはリードし、時にはサポートする。そんな簡単な法則を身につけていただければいいのだと思います。

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2 Responses to 行方久子

  1. shinichi says:

    エスコートとは単なる流儀ではない
    女性がジェントルマンと認定する瞬間とは。

    by Y.Nag

    https://oceanus.casio.jp/club/blue/gentleman/10/

    “エスコート”。辞書には護衛、守るなどの意味が列挙されている。が、その実態はいかなるものか。実際にエスコートをされる機会が多い女性に直接お話をお伺いすることにした。
    今回、講師役をお願いしたのは行方久子さん。ブランディング・ディレクターとしてファッションからライフスタイルまで幅広いクライアントのブランディングを手がけている。それだけにパーティやレセプション、会食などに呼ばれ参加する機会も多く、エスコートという、男性(それもジェントルマンたろうとする諸兄)の役割を熟知している方だ。
    行方さん(以下「」部分は行方さん)「まず最初にお伝えしたいのは、エスコートというのは、ある意味気持ちの表れだということです。エスコートするという男性の気持ちが相手に伝わることが、細かな作法よりも大事なんだと思います」。
    とはいえ、欧米に比べエスコートという概念が薄く、教育もされていない日本ではなかなか難しいのも事実。レディファーストや騎士道という概念から生まれたと言われるエスコート。日本的な部分も含めて指南していただこう。

    “何を準備しておくべきか”から始まる
    パーティ・エスコート

    「パーティやレセプションへ同行する際(どちらが誘ったにせよ)、その後、どういう流れを考えているかということが大事です」。
    つまりパーティやレセプションの後に、食事に行くか、行くなら事前の予約を済ませておくとか、そういうことなのだ。
    「それと、これが最も日本の男性に足りないところですが、パーティで男性の知人に会ったら必ず連れの女性を紹介することです。自分だけが話をするのではなく、できればパートナーにも話に参加させること。紹介だけでもいいのですが、人との出会いがパーティの基本だと思うからです」。

    育ちがわかる?
    食事でのエスコート

    「ドアを開けて待つ、女性が座るまで男性は座らない、基本的に店内が見渡せる側(例えば壁側)に女性を座らせるなどフレンチやイタリアンといった、洋のマナーは徹底的にレディファーストです。テーブルでも、ワインやシャンパンはソムリエがいる場合はお店にお任せしますが、そうでなくテーブルに置かれる場合は、女性に注がせてはいけません」。
    知ってはいるが、それをスマートにこなすのは難しい。
    「ただ、和の食事では日本文化の伝統というか男性がリードするということも知っておいて欲しいですね。例えば寿司屋で先に女性が入らされたら場違いですよね」。
    そして、食事でのエスコートでよく話題になるのがスマートな支払い方法だが。
    「女性がトイレに立った時に済ませるとか、あるいは自分がトイレに行く風を装い済ませるなど、よくルールブック的に書かれてはいますが、きちんと席でお会計していただいても問題ありません」。
    その他にも、ディナーの場合、女性の食べるスピードに合わせるとか、預けておいたコートなどはエスコートの男性が受け取り、女性が着るサポートをするとか、ま、いろいろあることを知っておいて欲しい。

    気持ちを込めれば大丈夫
    外でのエスコート

    「タクシーに乗る場合、スカートやヒールの時は乗り降りがしにくいので男性が奥になるように先に乗っていただきたいですね。その時、軽く“先に乗りますね”とか一言声をかけてくれると助かります。運転手の後ろの席が上席だということはわかっていても、女性の服装に対する配慮が欲しいということです」。
    それ以外にも女性と連れ立って移動する際には細かな配慮が必要だ。
    「例えば、エレベーターに乗った時とかに、女性を先に降ろすのは当然として、他の乗っている方も先に降ろして自分が最後くらいの余裕が欲しいです。我先に降りるような男性はその時点で失格です(笑)。道を歩く時も車の側に男性、女性を安全に守ったり、道の悪いところでは、さりげなく誘導したりしていただくと、ちょっとホクホクした気持ちにもなります。段差や、散歩の時などにさっと手を出していただくとか、女性に対する優しさを感じます」。
    要は、配慮。細かな作法をいちいち覚えるよりも、女性をエスコートする時には、女性の側に立って考えるということなのだろうが、やり慣れないと少し照れてしまうかも。
    「車に乗る時に助手席のドアを開けてあげるだけで、随分と印象は良くなるはずです。勝手にどうぞではエスコートになりませんよね。買い物や重いものは率先して持ってあげるとか、要は気持ちの問題だと思います。だからと言って、最近よく見かける女性のハンドバッグを男性が持つのは、どうかな?バッグも女性にとってはコーディネートの一部なので、そこまではトゥマッチだと思います」。

    エスコートには感謝の気持ちがある

    「タクシーを降りる時に“ありがとう”が言えたり、食事の後にお店の方に“ごちそうさま”が言えたり。要するに誰に対しても感謝や配慮がある方なら、特に自分と一緒にいる女性に最大限の配慮ができるはずだと思うんです。今まで言ってきた細かな話も、帰結するところはそこだと思います。ジェントルマンとして振る舞うなら、時にはリードし、時にはサポートする。そんな簡単な法則を身につけていただければいいのだと思います」。

    行方さんの優雅な立ち居振る舞いには、エスコートの妙が隠されているように感じた。その彼女の左腕に優しく収まった、新しいレディスモデルの「Manta」が心地よい時間の証人となってくれるだろう。ところでこのレディースモデルの「Manta」には、ペアウォッチとしてのメンズモデルがある。夫婦や恋人同士でさりげなくペアを楽しむのも良いかもしれない。

    **

    行方久子
    ブランディング・ディレクター

    最も価値のある資産となる「ブランド」価値を高めるコンセプトメイクを行うクリエイティブ&ブランディングディレクター。アパレルでのディレクターやデザイン、経営の経験を活かし、アパレル、フード、ビューティ、商業施設など幅広い分野で活動中。ニュートラルなマインドで、デジタルマーケティングを軸とした様々な形のコミュニケーションを提案している。

  2. shinichi says:

    (sk)

    エスコートという単語には「エスコート・サービス」のように高級売春という意味があったりするが、本来は護衛とか警護とか、付き添うこと、同行することを意味する。ヨーロッパでは、パーティーとか食事とかに行くときのエスコートはとても大切で、みんなきちんと教育されていて、いいなあと思うことは多い。

    ただ、自分のこととなると、話は別。楽しいと、きちんとエスコートできないことが多く、先に座ってしまったり、先に食べ終わっていたり、歩く時も一緒にいる人が車道側を歩いていたり…… エスコート以前のマナーに欠けるところがあって…… なんだかなあという感じが拭えない。

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