豊田洋一

米映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」を公開当日、仕事帰りに観に行った。
心に残る映画「スタンド・バイ・ミー」を撮ったロブ・ライナー監督作品であることに加え、筆者のワシントン勤務と同時期の、米新聞記者の奮闘を描いた実話であることが、映画館へと足を急がせた。
「衝撃と畏怖」は二〇〇三年三月、イラク戦争開戦時の米軍の作戦名。圧倒的軍事力でイラク側の戦意をくじくという意味だ。
ブッシュ政権が開戦の大義としたのが大量破壊兵器の存在だが、イラクはそんなものは持っていなかった。証拠をでっち上げ、ウソの理由で戦争が始められ、多くの命が失われた。米国の報道機関のほとんどが政権の誤った情報を垂れ流した。ニューヨーク・タイムズなど米国を代表する新聞も例外ではない。
その中で、地方新聞社を傘下に置くナイト・リッダー社の記者たちは政権のウソを報じ続ける。映画はその奮闘ぶりを当時のニュース映像などを交えて描き出していた。
筆者はあの当時、大量破壊兵器の存在に懐疑的ながらも、政権発の情報は、その都度報じざるを得なかった。外国のメディアだとしても、米メディアと同罪だろう。
権力はウソをつく、は歴史の教訓だ。そのウソに新聞記者としてどう立ち向かい、真実を暴くのか。エンドロールを見つめながら、当時を思い出し、自問した。

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2 Responses to 豊田洋一

  1. shinichi says:

    Shock and Awe

    https://en.wikipedia.org/wiki/Shock_and_Awe_(film)

    Shock and Awe is a 2017 American drama film directed by Rob Reiner and written by Joey Hartstone. The film stars Woody Harrelson, Tommy Lee Jones, James Marsden, Milla Jovovich, and Jessica Biel, and follows a group of journalists at Knight Ridder’s Washington Bureau who investigate the reasons behind the Bush Administration’s 2003 invasion of Iraq. The film had its world premiere at the Zurich Film Festival on September 30, 2017 and was released through DirecTV Cinema on June 14, 2018, before having a limited release on July 13, 2018, by Vertical Entertainment.

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